22 December, 2011

TIME誌が選ぶ2011年のベストアプリたち

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TIME誌の年末恒例、”Top 10 XXX of (Year)"シリーズに2011年のスマートフォンアプリトップ10というのがありました。

ベーシックなものが多い中、知らなかったものもあり、改めて勉強不足を実感したのですが、2011年の動きを振り返る意味でとてもいい題材だと思うのでご紹介したいと思います。

早速10位より。

10. PaperPort Anywhere


初っ端から知らないアプリでしたが、PaperPort Anywhereはドキュメントをスマホカメラから取り込み、クラウド管理できるというサービス。
有料アカウントでは、友人や家族でのドキュメント共有もできる模様。




9. Fast Customer



これもまた知らなかったのですが、非常に素晴らしいアプリ。
まだアメリカ、カナダでしか展開されていないようですが、2,000社以上の顧客対応番号にアプリから簡単な操作で電話できるというもの。
ユーザーにその電話番号を入力してもらうことでそのデータベース拡大をアウトソースしつつ、それがユーザー全体としての便益に繋がるという素晴らしいモデル。

確かにめったにかけない番号なだけに探すのも面倒ですし、素晴らしいソリューションですね。




8. Spotify


2011年、アメリカを席巻した音楽ストリーミングアプリ。
日本には進出していないので、僕自身は試せていませんが、Facebookの新UI導入以後、アメリカに住む友人たちが今聴いている音楽がひっきりなしにTickerに表示されており、若い世代の心を掴んでいる様子は伝わってきています。

日本にも早く来てくれないですかねー。(難しいんでしょうか。。)




7. Hipmunk Flight Search


UI/UX設計のお手本として様々なところで名前が挙げられる航空機検索サービスが7位にランクイン。
スマートフォンアプリ版もさすがの出来栄えなので、デザイナーさんは是非チェックしてみては。

最近、ホテルの検索もできるようになったというニュースもありましたね。



6. Google+



Googleが威信をかけてリリースしたGoogle+。
スマートフォンアプリは軽いですし、使いやすいのは間違いないのですが、個人的にはいかんせんそこに友人がいないという。
日本ではAKBファンをハブに広がっていくんでしょうかね。

今後のマーケティングに期待。



5. WatchESPN



これまた知らないアプリでした。
キャリアは限定されますが、スポーツ専門チャンネルESPNの番組を視聴できるサービス。

こういったものがランクインしてくるあたり、ワンセグがもう何年も前から存在し、携帯での番組視聴が電車内なで行われてきている日本の先進性を感じますね。




4. Facebook Messenger



Facebookが買収したBelugaのチームが開発したと云われているFacebookのメッセージ機能に特化したアプリがこちら。
Facebookアプリではできないコピペができたり、軽かったりと使いやすいですよね。
メッセージはもっぱらこっちでやり取りするようになりました。


3. HBO Go



WatchESPNと同じく、会員であればケーブルテレビ局HBOのコンテンツがスマートフォンから視聴できるアプリ。プレイリスト作成機能などこちらの方がより高機能な模様。


2. Feedly



個人的にイチ押しのRSSリーダーがこの位置。
ブラウザ版との組み合わせが本当に最高です。
その他選択肢として挙げられるReederはPC版がデスクトップアプリですし、FlipboardもZiteにはPC版がないという中でFeedlyはどちらからもアクセスできる上デザインも素晴らしいです。

Feedlyに関しては、『個人的にもっと広く使われるようになって欲しい素敵なサービス3選』に詳しく書いたのでPC/スマートフォン併用できるRSSリーダーをお探しの方は是非読んでいただければ幸いです。



1. IntoNow!



1位にランクインしたのはサービス開始からわずか12週間でYahoo!に買収されたことでも話題となったIntoNow!。
スマートフォンに搭載されたマイクを用い、視聴しているテレビ番組を探知し、さらにソーシャルメディア上からどの友人がその番組を既に見たのか、あるいは同時に視聴しているのかを教えてくれる上、それについて話したりすることができるという凄まじいアプリ。

日本でもこの分野のプレーヤーは一気に増えてきましたね。



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動画コンテンツに関わるアプリが3つランクインするなど8月に書いた『2011年注目すべきトレンド ”ながら利用”』でも紹介した大きな流れをまさに反映したかのようでした。

アメリカの場合は、ケーブルテレビ同士の競争がただでさえ激しいため、どんどんと新しいプラットフォームに打って出ている感じがありますね。
日本の場合、キャリア展開のBee TVやLISMO channelなども含め、各社どのようにスマートフォンに対応していくのか今後も注目したいところ。

来年は日本発アプリのランクインにも期待したいところです:)


【参考】
Top 10 Smart-Phone Apps

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※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!
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