14 October, 2011

これからのタブレットのあり方を占う16のコンセプト





デザイナーやブロガー向けの情報を発信しているhongkiat.comに非常に興味深い記事があったのでご紹介。
タブレットのあり方を模索するデザイナーさんが作ったコンセプトモデルが掲載された記事でした。

1. MacBook Duo



Kane Yanagawa氏によるコンセプトデザイン。MacBook Airのような概観でありながら、キーボードはタッチパネルとなっており用途に応じて、読書などの際には2画面表示への切り替えが可能。


2. MacView





MacBook Duoが開く形で2画面となっていたのに対し、このMacViewはスライド方式。用途に応じてタッチキーボードやその他の情報が表示される模様。また、デスクトップ機器としてはめ込むことも可能な模様。


3. MacBook Page



MacBook Pageは先進的なデザインがウリ。ソーラーパネルを備えているため、コンセントなしでもできるは素晴らしい。


4. Doodle Book





Doodle Bookはメモ帳サイズのタブレット。カバーに直接書きこむことができるため、ウェブサイトなどの変更点をその上に見ながら共有できたりするのかも。


5. EcoPad





現状のタブレットが抱える問題、利用可能時間の少なさを解消するソリューションをもっているのがEcoPad。タッチスクリーンが押されるたびに電力が生成されるため、充電をする必要は全くないのだとか。そんなことができるんですねー。


6. File-Top





File-Topは最大6面展開が可能なタッチスクリーンで構成されており、用途に合わせて折りたたみ具合を調節し、ディスプレイやキーボードとして利用できるようになっています。


7. Fractal





ブロック形式でノートPC、タブレット、音楽プレーヤーなど様々な形で活用できるようになっているのがFractal。多分、面倒なので全部は持ち運ばなくなるような気もしますがw


8. Hermes





Hermesは”QWERTY keyboard+Cellphone+Tablet PC”というコンセプトを掲げている分離式デバイス。キーボード部分は折りたたむと携帯電話として利用でき、ディスプレイ部分と合体させることでキーボード付きのタブレットとして利用ができます。


9. HTC Evolve Tablet





HTC Evolveは既にあってもおかしくなさそうな完成度。デバイスの左部分にExtra Tabをつけることができ、そちらでも操作が可能なのだとか。


10. HTC TUBE





HTC TUBEは携帯電話を入れ込めるようになっており、携帯の画面を拡大表示したりすることができる模様。携帯の電力でタブレットが動くという逆の発想。


11. MPad



MPadはプロのデザイナーのためのタブレット。ペンを使った綿密な表現をタブレットにおいても実現する模様。


12. Piggyback



PiggybackはHTC TUBEと同じく、スマートフォンでの作業を効率化するより大きなディスプレイとして機能。こちらはさらに、デスクトップとしての利用も可能。デザイン的にもこっちの方が好きだったり。


13. Sony Ericsson Vivaz™ XL



カメラ機能に強みをもつSony EricssonのスマートフォンVivazのタブレット版。8メガピクセルカメラで75GBというスペック。撮影と編集がタブレットですぐにできるととても便利かも。インターフェイスのあり方は考えなければですが。


14. Sony Ericsson Xperia™ XTab



こちらはXperiaのタブレット版。これは本当に普通にあってもおかしくない。そのうち出てきそうですねw


15. The Part





”スマートフォンとタブレットの違いは画面サイズでしかないんだから、一緒にして、使い分けられるようにしてしまえばいいんでないの?”(原文意訳)というコンセプトから生まれたのがこのThe Part。

他のどのモデルよりもうまくスマートフォンと母艦としてのタブレットのデザインが調和されてますねー。


16. Volumni





Volumniは封筒サイズのタブレットモデル。4つのタッチスクリーンで構成されており、利用用途に合わせてどれだけのタッチスクリーンを使うかを調整可能になっています。

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タブレット市場は、昨日の記事にもあったとおりiPadが68%というシェアを占め、インターフェイスもiPadを模したものばかりでしたが、折りたたみ式タッチスクリーンなど今回のコンセプトで提示されていたアイデアによって新たなデファクトができる可能性も十分にあるのではないかと思います。
意欲的な商品が現れ、既存の問題点を改善させる競争が展開していくことを期待したいところ。

また、Sony Ericssonのデザインは同じデザイナーがかなりのモデルについてタブレット版を提示しており、そのクオリティからみてもSony Ericssonに雇われる可能性もあるのではないかなぁと思ったりも。(かなりいろんなweb媒体で取り上げられているので。)
こちらも期待したいところですねー:)


【参考】
20 Innovative (Concept) Tablets We Wish Were Real

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