06 October, 2011
「なぜFacebookをマーケティングに使うのか。」に今後加えておきたい視点
仕事の中でふと思ったことから。
Facebookの運用支援などの事業をトライバルメディアハウスでは行なっているわけですが、これからFacebookの新インターフェイスが日本でも適用される中で、いろいろと変化が起こることが予想されます。
その変化の中でも特に重要なのが、「オープングラフ」という機能。
(「オープングラフ」について詳しくは、TechWaveの記事を参照)
『Facebookのオープングラフの新機能とは【湯川】 : TechWave』
『Facebook新機能はメディア業界再編を一気に進めるか【湯川】 : TechWave』
『Facebookが先導する次のソーシャルはアプリによるログ自動発信【湯川】 : TechWave』
個人的にはこれが、今後Facebookをマーケティングに使う理由として大きなものになるのではないかと思っています。
なぜなら、この機能は、ユーザーの様々な情報を定型化してソーシャルグラフ上に発信するため、ユーザー間におけるコミュニケーションの促進を間違いなく呼び起こすからです。
現状、Facebookでページを開設する(マーケティングを行う)多くの場合のゴールというのは、ユーザーが集まり、会話をするコミュニティを作ることだと感じています。(これはTwitterではできないところでもあります。また、ユーザーによる投稿ができないmixiページでも達成できません。)
ユーザー間での対話によって、ブランドに対する関与がより深いものになり、ロイヤリティが上がっていき、その情報がソーシャルグラフ上に伝わることで、より質の高い新たな認知を獲得していくという視点です。
このようなゴールに向けたコミュニケーションの促進にオープングラフは寄与していきます。
なぜなら、「(誰々)さんが(〜ブランド)のページにいいね!(コメント)しました。」、「(誰々)さんが(〜ブランド)のアプリを使いました。」などの情報がTwitterよりも定型化され、友人のみの情報がどんどんとアップデートされていくからです。
そしてこれが、Twitterで投稿したつぶやきにオンラインでのリアクションはないものの、見ているフォロワーが多くいるのと同じ形で、オンライン・オフラインにおける様々なコミュニケーションへとつながっていきます。
このような情報の伝播は、ページというハブがあり、ユーザー間のコミュニケーションがより切り分けられており、様々な情報が伝搬されるシステム(オープングラフ)を発展させたFacebookにおいてのみ達成できることなのではないかなーと思ったりしています。
コミュニケーションはこれからどうなるのか、は考えるのがとても楽しいテーマ。
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※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!
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