26 October, 2011
アジア発のトップアプリを選ぶ、"Asia's Top 50 Apps"を眺めてみた
アジアのwebの動向を伝えるe27が開催していた"アジア発のトップアプリ50(Asia's Top 50 Apps)"というコンペティションの結果が出ていたので、どんなアプリが受賞していたのかちょっと見てみました。テクノロジーブームが起こる中、シリコンバレーが注目されていますが、TechWaveさんの「TechWave塾」でも8期はアジアをテーマに掲げていたり(→『熱いぜ!アジア TechWave塾第8期受講生募集開始【湯川】 : TechWave』)と非常に将来性のあるマーケット。
そんなアジアから生まれたアプリのうち、面白いものを見つけようという試みが"Asia's Top 50 Apps"。
正直、TechCrunchやVentureBeat、Mashableなどで紹介されているアメリカ発のアプリと遜色ないアイデアをもったものばかりでした。
それでは以下、各部門を受賞したアプリをご紹介。
▼”Most Valuable App” - Lobangclub
Lobangclubはシンガポール発のアプリ。欲しい商品のバーコードをスキャンすることでその商品がその他、どこのお店で売られているのかのリストを見ることができ、価格を比較することができます。
▼”Rookie of the Year” - Moglue
MoglueはiOS、Android向けのインタラクティブな電子書籍の製作を誰でも(プログラミングの知識がなくとも)できるように可能にするアプリケーション。(ちなみに韓国発!)
こういう誰でも表現者、発信者になれるアプリというのは個人的にも大好きな分野。トライしてみたい。
▼”Design of the Year” - Pocket OneMap
素晴らしいデザインとともに、番地つきの素晴らしい地図を提供してくれるのがこのPocket One Map。企業ではなく、IT学校で開発されたアプリです。
▼”Solution of the Year” - GreenPost
GreenPostは、様々な請求書を単一IDで閲覧可能にするアプリ。いたるところに溢れる紙の請求書を代替するだけでなく、テクノロジーの強みを生かし、いつでも確認できるように。"Save time, save trees and save the Earth. With GreenPost!"というキャッチフレーズも素敵。
▼”People’s Choice Awards” - JN Photo
JNPhotoはシンガポールに拠点を置く写真家、Justin Ngがつくったアプリ。彼が撮影している写真のアルバムへのリアルタイムなアクセスや写真関係の求人、仕事案内など、彼のファンだけでなく、写真に興味がある人々にとって非常に面白いアプリになっています。
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その他、Top 50に入ったアプリはこちらに↓
『2011 Asia’s Top 50 App | Asia's Top 50 Apps: Discovering Apps for Asia』
ちなみに、日本からはOpen Network Labに参加していたCompath.meが選ばれていましたが、それだけに留まっていました。
来年はもっと増えることを期待したいところ!
【参考】
『Lessons learnt from Asia’s Top 50 Apps | e27』
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※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!