18 June, 2012

2012年のカンヌライオンズにおける6つのトレンド

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年に1度実施される世界最大級の広告賞、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルが17日から始まっています。

TwitterのCo-founderであるJack Dorseyが今年の"Media Person of the Year"に選ばれていたところから興味をもち、先日も河尻亨一 (@kawajiring)さんの開催されていた”2012 cannes meet up”に参加して、いろいろ勉強させていただいていたのですが、Adverblogにて今年のカンヌを見据え、昨今のトレンドをまとめた記事があったので、そちらを紹介してみたいと思います。

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1. ポスト・デジタル
オンラインとオフラインの境目はより曖昧なものになり、その両方をまたがないようなキャンペーンというのは考えられにくくなっている。Coca Colaのキャンペーン、"Project Re: Belief"はこのようなトレンドの最たるものであり、”Buy the world a coke”というコンセプトがデジタルを通じてリアルなものとして実現されている。





2. クリエイティブなテクノロジー利用
テクノロジーをクリエイティブに活用した事例が増加している。冷蔵庫用マグネットからピザの注文ができるようにしたり、"排出0"という エコな車の効果をビジュアル的にカモフラージュすることで表現するなどしている。







3. スタント
YouTubeでの拡散を狙ったスタント型広告が過去2年での成功事例を受け、ますます増加している。







4. リアルタイムとリアクティブ
Coca Colaのスーパーボウルにおけるキャンペーンのように、リアルタイムなキャンペーンに新たな意味付けを与え、デュアルスクリーン(携帯とTV)における視聴スタイルを上手く活用する事例が現れてきている。




5.  キャンペーンではなく、プログラムに
キャンペーンは一度切りのものでなく、プログラムとして毎年、刷新されながら展開されるようになってきている。




6. プロダクトにおけるイノベーションとサービスのデザイン 
Nike Fuelのようなプロダクトと見るべきなのかとキャンペーンと見るべきなのか分からないようなイノベーションが生まれてきている。より多くのブランドがこのように、メッセージを発するキャンペーンを実施するだけでなく、そのためにプロダクト自体を革新していくようになるのではないだろうか。また、アメリカン・エキスプレスはTwitterとのパートナーシップによって、会員に向けた新たなサービスを提供し、店舗側に対しても新たなビジネスモデルを提示している。





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上記とは別に河尻さんの開催されたMeetupにて解説をしてくださったキラメキ、石井さん(@KIRAMEKI_ISHII)がTwitter上で紹介されていた『カンヌ獲るかもしれない広告』がNAVERにてまとめられていました!ご興味ある方はそちらも是非。
『カンヌ獲るかもしれない広告』11個 byキラメキ石井さん

どんな結果になるのか今からとても楽しみです。(来年、再来年ぐらいには行けたらいいなぁ。)


【参考】
6 trends for Cannes | Adverblog

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 ※このブログは個人のものであり、所属する組織・団体とは関係ありません。

11 June, 2012

Twitterに転職しました

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Twitterの方では既にご報告させていただきましたが、こちらでもご報告を。

6月1日よりTwitter Japan株式会社にて勤務しております。(前回記事で書いた「ブログの更新から遠ざかってしまった理由」がまさにこれだったりします。)

トライバルメディアハウス、ソーシャルメディアコンサルティング部の一員(初の新卒でした)となったのが2011年4月(このブログを本格的に運営し始めたのも同時期)、それからわずか1年後にこんなことになるとは全く想像できませんでした。(実はその1ヶ月前の2011年3月にサンフランシスコにあるTwitterのHQオフィスにStanford University内組織のプログラム(Exploring Social Innocation)で訪問しており、名刺をいただいて無邪気に喜んでいたりしました笑)

先月一杯で卒業となりましたトライバルメディアハウスでは、ソーシャルメディアマーケティングの最前線で多くのクライアントさまとお仕事をさせていただき、この新しいメディアをマーケティングゴールを達成するために利用していくことの難しさと、その中でクライアントさまに満足いただける結果を残していかれる先輩方の凄まじさを体感させられました。
また、幸せなことに書籍執筆にも関わらせていただき、執筆陣の一人にも加えていただいた「ソーシャルメディア白書」を入社初日の6/1に社内で発見したときには嬉しくて思わずにやけてしまいました笑

ソーシャルメディアマーケティングの分野では、日本で最もノウハウと経験がある会社であるのは間違いありませんので、本当によい経験をさせていただき、感謝の気持ちで一杯です。

Twitterでは、前職とかなり近い業務に携わりますので、前職で学んだことを生かすことで恩返しができればと思っております。

既に外資的な感覚やアメリカ西海岸的な雰囲気など様々なカルチャーショックをうけておりますが、Twitterはアカウントを開設した2009年からの過去3年、おそらく最も多くの時間触れていたプロダクトであり、まだまだ大きな可能性を秘めていると確信しているので、これから直接関わることができる点を心より嬉しく思っています。

今後とも引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます!

ちなみに、Twitterアカウントは以下です。(今後より一層アクティブに使っていく所存ですので、もしよろしければ、フォローいただけると:) 

P.S.
Twitter Japanは現在、採用強化中とのことなのでご興味ある方いらっしゃいましたら是非、以下のページなどご覧になってみてくださいませ:D
Jobs at Twitter