26 December, 2012

ビジュアルを通じてデトロイトの今を伝えるプロジェクト、”Detroiturbex"



自動車産業のハブとして発展してきたにも関わらず、経済不況の深刻な影響を受けた都市として知られるデトロイトの現状を捉え、発信すべくローンチされた”Detroiturbex.com”というウェブサイトがあります。

ウェブサイト内では荒廃したデトロイト市街の様子が画像とともに紹介されているのですが、そんなコンテンツの中に既に解体された高校内にその場所のかつての様子を重ねあわせた展示があります。

非常に衝撃的な展示の中からいくつかを以下に。(なぜこのような状況に陥ってしまったかについては、是非Detroiturbex.comを覗いてみてください。)






  





恐ろしすぎる画像ですが、このような現状はもっと知られるべきですし、その意味で素晴らしい取り組みではないでしょうか。
ビジュアルの伝える力というのは本当に力強いですね。

【参考】
Detroiturbex – Detroit Now and Then | feel desain

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21 December, 2012

インターネットの歴史を辿れるオンラインミュージアムが面白い



ちょっと面白いWebサイトを見つけたのでご紹介をば。
The Big Internet Museumはオランダの広告代理店、TBWA\NEBOKOのスタッフが作ったこのWebサイトは1960年代から現在までのインターネットの歴史を、オンライン上のコレクションを通じて知ることができるオンライン美術館。

EメールやGIF、Flash、Google、Facebookなど様々なインターネットにまつわるアレコレが紹介されています。



日本からiモードが。



もちろんTwitterも:)




まだまだ数は少ないですが、およそ50年間でのインターネットの発展というのは凄まじい勢いがあります。今後どのようなイノベーションが生まれ、ここに展示されるほどのインパクトを与えるのか楽しみですね:)

こちらよりどうぞ⇛The Big Internet Museum


【参考】
TBWA/Neboko: The Big Internet Museum

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20 December, 2012

民主化される教育:2012年の動き



以前本ブログでもインターネットによる教育についてのイノベーションの動きについてまとめましたが(→インターネットが変える世界:教育編)、だいぶ古くなってしまったので今回は2012年に起こった様々な動きのうち、特に教育分野におけるイノベーションについてまとめてみたいと思います。


オンライン教育がアメリカにおいて一般化したのは、2006年に設立され現在までに2億を超える授業がSalman Khanにより提供されているNPO、Khan Academyによるところが大きいですが、2012年はKhan Academy以外にも”質の高い教育をどこでも、誰にでも”というコンセプトでいくつかのサービスがローンチされました。

スタンフォード大学の教授であり、GoogleのフェローでもあるSebastian Thrunが設立したUdacityはベンチャーキャピタルからの投資を受け、Googleなどの企業がスポンサーし展開される授業を提供しています。今年2月にローンチされ、現在はコンピューターサイエンスに特化しているものの既に40万人の学生を集めています。

またThrunのスタンフォードにおける同僚であるAndrew NgとDaphne Kollerの2人はKhan AcademyやUdacityとは異なるやり方でアプローチしています。彼らによって設立されたCourseraはプリンストン大学やペンシルバニア大学といった名門大学と提携し、それぞれの大学において人気の授業をWebで無料で提供しています。Courseraは4月から現在までに180万人の学生を集め、FacebookやInstagramよりも早いスピードで成長しています。

日本でも今年1月にローンチされ、2週間で7,000人を集めたschoo(スクー)などこの分野のプレイヤーが登場してきています。


2013年もこの分野におけるイノベーションはさらに進んでいくものと思われます。引き続き注視していきたいところ。


【参考】
Movement | Most Contagious 2012

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19 December, 2012

シェア・エコノミーはどこへ向かう?



日本でレイチェル・ボッツマンによる『シェア』が発売され、これまでと異なる消費の形、"Collaborative Consunption(協力的消費)"やシェア・エコノミーが広く知られるようになったのは2010年のことでしたが、その後様々なCollaborative Consunptionを促すサービスが日本でも生まれました。

アメリカはAirbnbなどシェア・エコノミー的な概念を一般化させたWebサービスが多数生まれた国ですが、そのような事業に投資し、消費至上的な文化からのシフトを促進を促しているCollaborative Fundの設立者、Craig Shapiroがこのような経済の今後についてFastCompanyに寄稿しており、そちらがとても興味深かったので要約しつつご紹介。(このような経済のあり方が果たして労働を生み出すのか、規制上どのように扱われるのか、長期的な発展はあるのか、が主な焦点。)

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▼雇用創出
不況によって雇用が失われる中、シリコンバレーにおけるテックブームが果たして雇用を生み出すのか、と懐疑的な声も聞かれていますが、Collaborative Fundはこのような疑問に対し、シェア・エコノミーは(既にアメリカの労働者の1/3を占めるともいわれ、今も急速な成長を続ける)フリーランスのような働き方の多様化を、様々な収入源を提供する形で後押ししているとしています。

▼規制
規制とインターネットが促進するシェアの概念はこれまでのNapstarなどの例をみても相性がよくありません。
売買における詐欺やその他の危険性を鑑み、規制は新しい経済のあり方に対して抵抗しがちですが、それ以上に考えなければならないのは、”ホテルの代わりにAirbnbを使うことが新たな建設の停滞につながるのか?”、”車を買うのではなく、共有することがデトロイトの工業を停滞させるのか?”、”生産性の向上が経済成長を妨げるのか?”といったことです。ジェボンズのパラドックスは”技術の進歩により資源利用の効率性が向上したにもかかわらず、資源の消費量は減らずにむしろ増加する”としていますが、生産性の向上が経済成長に繋がるかは定かではありません。
また、これまでのようなセーフティーネットや保険や課税制度などが整っていない新たな経済活動をどのように支援していくか、も大きな課題です。

▼長期的な成長
Airbnbのホストはサンフランシスコにおいて、5600万ドルの経済活動を促し、うち4310万ドルはホストの周囲にあるお店において消費されました。しかし、このような経済機会の創出が果たして継続的なものになれるのかについては注視しなければなりません。
『不都合な経済』後のエコブームにおいても多くのグリーンベンチャーが生まれましたが、継続的なビジネスモデルを構築できなかったため、消えていきました。

▼これから
シェア・エコノミーはまだまだ乗り越えなければならない壁が多くあります。政府はイノベーションのスピードについていくのに四苦八苦しており、ビジネスモデルの確立が求められ、今後も経済は主にこれまで通りの消費によって動いていくはずです。

しかしながら、シェア・エコノミーをつくっている多くの事業はそれぞれのビジネスモデルを確立しつつあり、起業家や消費者もその効率性や資源の減少やそのポテンシャルに気づき始めています。働き方が多様化し、規制がうまく適応していけばシェア・エコノミー型の事業は今後数十年で大きな見返りをもたらすのではないかと期待しています。
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今回の邦訳はかなり要約していますので、ご興味ある方は是非元記事を読んでみてくださいませ。
日本においても本記事と同様に、働き方の多様化や様々なシェアサービスが生まれていますが、果たして経済としてスケールできるのか、今後の動きが楽しみですねー。


【参考】
What's The Future Of The Sharing Economy?

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18 December, 2012

【ご紹介】学生のみなさん、春休みに是非Stanfordに行きませんか。



大学時代に僕も実際に参加したStanford University内の組織が運営するプログラムの案内が今年も届いたのでブログにてご紹介。

サンフランシスコやシリコンバレーの起業家や社会起業家を訪問し、デザイン思考(design-thinking)を含む 具体的な哲学や手法を学び、実践していくことを目的としたプログラム、Exploring Social Innovation (ESI) Programは年明けから始まるプログラム。(事前研修-現地訪問-事後研修という流れ。)

僕はまだ学生だった一昨年のプログラムに参加したのですが、その中でTeach for AmericaやKiva、The Hubなどの他、d.schoolを訪問したり、IDEO出身の方にお話を伺ったりしました。(ちなみに現在の勤務先にもこのプログラム内の中で初めて訪問し、名刺をもらって喜んだりしていましたw)

僕自身は大学4年、社会人になる前の最後の春休みで行きましたが、非常に多くの出会いがあり、様々な刺激を受けたプログラムです。 学生のみなさま、忙しい春休みかと思いますが、予定があえば是非是非参加してみてくださいませ:)

以下詳細。

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Exploring Social Innovation (ESI) Programは、日本とアメリカの大学生を対象に、社会問題解決に向けた起業的手法をサンフランシスコ、シリコンバレーの社会起業家やNPOリーダーから学び、アメリカにおける社会イノベーションの最前線を体感し、デザイン思考やプレゼンテーション•スキルを身につける実践型のプログラムです。

 【プログラム概要】
開催日時:2013年3月17日〜29日までの13日間
内容:2週間のプログラムでは、前半はサンフランシスコ、後半はスタンフォード大学において、以下のプログラムに参加します。
 • シリコンバレーで活躍する社会起業家への訪問
 • 社会的企業や非営利団体への訪問(過去訪問例:IDEO、Delancey Street、Room to Readなど)
 • スタンフォード大学おいて、D-Schoolの教員による、デザイン思考(design-thinking)およびプレゼンテーションスキルのワークショップへの参加
 • 米国で学んだ思考方法やフレームワークを活かして、グループ・ワークで日本の社会問題(教育、貧困等)の解決法を提案するプロジェクトの実施

【応募方法】
 ■参加費用: 3300ドル
(2週間の現地宿泊費、プログラム参加費、プログラム期間中の約3分の1の食事、現地交通費を含みます。)
 ■申し込み方法:申し込みフォーム(http://www.viaprograms.org/esi/application)から、必要事項を英語で記入して、提出して下さい。
 ■申し込み締め切り:2013年1月5日

【お問い合わせ】 石田一統 (VIA, Senior Stanford Programs Director) kazutoh[a]viaprograms.org

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17 December, 2012

2012年、大きな話題をよんだテレビ広告の数々


2012年も年の瀬ということもあり、今年のまとめや来年の予測といった記事が出てきています。
今回はそれらの中から動画にスポットを当て、2012年にネット上でも話題になったTVCFやVideo Adsをいくつかまとめてみたいと思います。

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Audi of America – Vampire Party


TVCFにハッシュタグを入れ、Twitterとの統合を初めて測ったブランドでもあるAudiがスーパーボウルで放送したTVCF。
最新のLEDライトの性能を、ヴァンパイアが死んでしまうほど(=太陽のよう)に明るいという形で示し、最後に表示された#solongvimpire(=さよならヴァンパイア)によってTwitterユーザーの会話を促しました。


Nike Football - My Time Is Now



Nikeが契約するトッププレーヤーが勢ぞろいした豪華すぎるTVCF。
YouTubeのプラットフォームを活かした展開がなされています。


Chrysler - It’s Halftime in America



Audiと同じくスーパーボウルにて放送されたChryslerのTVCF。クリント・イーストウッドがアメリカのこれからの復活を力強く謳うナレーションが印象的。


Red Bull - Red Bull Stratos



大気圏すれすれ(?)から落下するという衝撃的な行為が話題をよんだRed BullのTVCF。”翼を授ける”もここまで来るとはw


Chevrolet - featuring OK Go


毎回クオリティの高いパフォーマンスで驚きを与えてくれるOK Goと組んだ、ChevyのVideo Adsは準備期間4ヶ月、利用楽器(?)1,000を超える壮大なもの。これまでの視聴回数は2300万回を超えています。


P&G - Best Job


オリンピックスポンサーであるP&Gが今夏行ったキャンペーン、"Best Job"はオリンピック選手を支えるお母さんたちの存在にスポットライトを当て、そんな彼女たちの仕事を応援するP&Gの企業としてのあり方を示した感動的なものでした。

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2012年、印象に残ったTVCFは他にどのようなものがありましたでしょうか。
来年はどんなものが出てくるのか楽しみですねー。(願わくばWebとの統合などがさらに進んでほしいものです。)


【参考】
Youtube's Most Watched Ads Of 2012 - PSFK
10 Most Innovative Viral Video Ads of 2012

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13 December, 2012

ファッションのどこへ行く?ラコステの考える未来のポロシャツ




ポロシャツブランドとして有名なLacosteが非常に面白い動画を作っていたのでご紹介をば:)



ブランド誕生80周年を記念して作られたこの動画は未来のポロシャツのあり方を提示する非常に興味深いもの。

・ロゴを触るだけで、カラーが変化
・リアルタイムにテニスのスコアを表示
・壁などに接触した際、その背景模様のコピーし表示
・サイズを体型に合わせ自動調整
・ロゴも自由に選択
・シャツを触るだけで、模様が変化
・半袖から長袖に自在に変化
・夜間は自動で発光

などの技術が映像として示されています。

考えてみるとファッションというのは、考えてみると細かい流行の変化はあれど、その形態自体にはほとんど変化がない分野。特にデジタル化のような波からは遠いイメージがあります。

少し前にもDigital Tシャツの実現を目指したtshirtOSなどがありましたが、そろそろデジタルを組み合わせた大きなイノベーションが起こるタイミングかもしれませんねー。




【参考】
Lacoste Imagines The Polo Of The Future [Video]

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09 December, 2012

”Crowd”の力で社会活動を支援する3つのソーシャルサービス


アラブの春やOccupy MovementなどにおいてTwitterやFacebookが果たした役割の大きさは、津田大介さんの『ウェブで政治を動かす!』などでも記述されていますが、そのような社会変革をWebから起こしていくことを目指したサービスが注目され、多くのアイデアがローンチされています。

今回はその中でも個人的に特に注目している3つについて紹介してみたいと思います。

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Change.org


今年、日本でも本格的に始動したChange.orgはそれぞれの社会に対するアジェンダについてFacebookやTwitterを通じ、賛同を集めることを可能にしたサービス。
ロンドンオリンピックにおいて、なでしこジャパンに対する男女平等な扱いを日本サッカー協会に求めたキャンペーンなど成功事例も続々と生まれてきています。


Thunderclap


Thunderclapは多くの社会問題の解決のハードルとなる認知を、拡散性に優れたTwitterやFacebookとのインテグレートによって、高めることに特化したサービス。
キャンペーンを投稿したユーザーは、特定の期間内に特定数以上のサポートを上記のサービスを通じて得ることができれば(KickstarterやReadyfor?、CAMPFIREなどのクラウドファンディングと同様の仕組み)、そのキャンペーンに関するメッセージをサポートしたユーザーのTwitter、Facebookのアカウントから同じタイミングで投稿してもらうことができ、一気に多くの認知を図ることができます。


CrowdVoice


CrowdVoiceは世界各地で実施されているデモや抗議の声をキュレーションために中東の若者たちが立ち上げたサービス。
ブログやYouTube動画などで発信されている声を一箇所に集約することで、それぞれの活動が何を目指しているものなのかをより詳細に伝えることを可能にしています。

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賛同者募集、情報発信、キュレーションとそれぞれ異なるカテゴリーのサービスを紹介しましたが、これからの社会的活動にWebはますます必要不可欠な存在となると思われ、より一層様々なサービスが登場するのではないかと期待しています。

また私が個人として活動に参加している、One Voice Campaign(ネット選挙運動の解禁を求める運動)でも今回、Changeでの署名活動を開始しました。

全政党党首へ:2013年度における通常国会において公職選挙法を改正し、インターネットを利用した選挙運動の実現を! #one_voice | Change.org

今回の衆院選では非常に残念ながら実現できませんでしたが、公示以降Twitter上でも多くの不満の声が上がっており、来年の参院選ではなんとしても実現させたいと思っています。
賛同いただける方がいらっしゃいましたら、是非ご支援いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。


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12 November, 2012

Lady Gagaのマネージャーが考えるソーシャルメディアのこれから









Twitter、Facebookで最も多くのフォロワー、ファンを抱えるアーティスト、Lady Gagaのマネージャーを務めるTroy Carterをご存知でしょうか。

彼はインターネットによる構造変化に苦しむ音楽業界を変えるだけでなく、シリコンバレーのスタートアップへの投資にも積極的に関与しており、エンターテイメントとテクノロジーを繋ぐ存在として注目されています。

そんなTroy CarterにThe Guardianが行なったインタビューにおいて、彼の考える音楽業界やソーシャルメディアのこれからが語られており、非常に面白かったのでご紹介。


1. 音楽ビジネスのこれから

多くのアーティストが収益を上げるのに苦労しているのを尻目に”音楽業界は今、これまでで最も健康的な状態であり、こんなタイミングに業界に身を置いているのは素晴らしいことだ”と語るCarterは、現在の音楽ビジネスを”これまでのようなアルバムによるビジネスではなく、かつてのシングルによるビジネスに回帰している”と見ており、その背景として”人々がSpotifyやPandora、Rdioのようなストリーミング、サブスクリプションサービスで音楽と接するようになっていること”を挙げています。
また、”無料で質のよい音楽が聴けるのであれば自然と違法ダウンロードのような問題も自然と収束していくだろう。”とも考えているようです。

そういった変化を鑑み、リリースが予定されているLady Gagaの次のアルバムはアプリとして販売されることになっており、楽曲だけでなく、全ての楽曲のPVやインパイアされたゲーム、ファッション情報、雑誌的なコンテンツなどまで提供されるのだとか。


2. これからのファンとの関係性の結び方とソーシャルメディア

”いいね!はとても受動的な関係であり、いいね!はファンと必ずしも同義ではない。”と考えるCarterは”5400万人の必ずしもファンでない人々よりも100万人の筋金入りのファンの方がより重要だ。”と語り、Facebookといったソーシャルメディア上の数は全く重要視していないようです。

彼とLady Gagaが独自のSNS、littlemonsters.comを始めた背景には、”ソーシャルメディアのこれからはそれぞれの興味・関心に基づいたミクロなネットワークやコミュニティにある”という考えがあり、熱狂的なファンに関して、いつファンになったのか、他にどのような音楽を聴いているのか、といったファンの行動に関する詳細な情報を得ることで音楽業界におけるこれからのCRMのあり方を模索しているようです。

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インタビュー内で”もう交通手段として馬を見る人はいないのであり、世の中は変化している。ビジネスはそれに対して適切に順応していかなければならない。(People don’t buy horses to ride around any more for transportation. I just think the world changes. As a business, we have to make the proper adjustments.)”という言葉があったのですが、これは本当にどの業界にも当てはまる言葉ではないでしょうか。

変化に抗うのではなく、受け入れ変化する姿勢を忘れたくないものです。

Troy Carterについては先日のWIREDでも特集がありましたので、ご興味ある方はそちらも非常にオススメです。→”レディー・ガガのソーシャル帝国を操る黒幕、トロイ・カーターという男

ちなみに先日、大変お世話になっている前職の先輩が日本の音楽業界のこれからについて提起する本を出版されました。「日本の方はこれからどうなっていくんだろう?」という方は是非読んでみてくださいませー:)



【参考】
Troy Carter interview: Lady Gaga's manager on the future of social media | Media | The Guardian

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09 October, 2012

#applim でアイデアを考えるにあたって見ておくべき広告系ブログまとめ




昨年に引き続き、applimという学生向けのマーケティングコンテストにメンターとして参加させていただいてます。

今回のテーマ、「デジタル技術を用いて、ユーザーにリアルな体験をさせるプロモーションを立案してください。」について考えているメンター担当のチームをみていて、類似商品のプロモーションについて事例調査がまだまだ足りないように感じました。

ということで、日本語/英語で国内外の広告系事例を紹介しているブログをいくつかご紹介。

1. ブログタイムズBLOG




2. Campaign_Otaku




3. アドロック




4. ソシエタ




5. DesignWorks




6. mifdesign_antenna




7. Digital Buzz Blog (英語)




8. Adverblog (英語)




9. PSFK (英語)




10. CreativeApplications.Net (英語)




事例はホント知ってるか否かで違ってくるので、是非チェックしてみてくださいませ。



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