22 November, 2011

世界を引っ張る3つの企業がそれぞれに描く未来








これからの未来がどんな感じになっていくのかということに常々興味をもってアンテナを張ってるんですが、良い感じにネタがたまったのでご紹介したいと思います。

IDEO, Microsoft, PayPalというここ数十年の世界を大きく変えた企業がこれからに向けて描いている未来がわかる動画をそれぞれに。

早速以下よりどうぞ。

▼IDEO "Future of the Book"

デザインコンサルティングファーム、IDEOが2010年に発表していた動画、”Future of the Book”は、読書体験に様々な視座を加えることに注力したNelson、本を見つけるという行為を効率化するCoupland、そして物語とのインタラクションを増やすことを目指したAliceという3つのコンセプトを通じて、本というもののこれからのあるべき姿を提示しています。




▼Microsoft "Productivity Future Vision"

Microsoftの"Productivity Future Vision"が描くのデジタル化が進んだ未来の社会。現在は静的なスクリーンなどが全てインタラクティブなデバイスとなり、手をつかった直感的な操作が広がる様子が描かれています。技術的にはほとんどが既に開発が進んでいるものばかりですし、5年ぐらいでこんな感じになるんじゃないかと思っていたり。




▼PayPal "Future of shopping"

上の2つと比べるとかなり現実的なのがPayPalが先日発表した"Future of shopping"。これは2,3年ぐらいで是非達成してほしい。Bump的なアクションでお金が送金される仕組みやバーコード経由での商品検索/直接支払いができる仕組み、先払いの仕組みなどが紹介されています。



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こういう未来を垣間見る動画はいつも面白いですねー。
今後また、集まったら紹介していきたいと思います:)

For the image: some rights reserved by DerrickT

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21 November, 2011

Bump Co-founder/CEO David Liebに聞いた起業に関する6つのこと







スマートフォンを買った際に、一番最初に周りからオススメされるであろう連絡先交換アプリ、『http://itunes.apple.com/jp/app/bump/id305479724?mt=8』のCo-founder/CEOであるDavid Liebが東京に来ており、Open Network LabでのMeetupに誘っていただいたので行って来ました!(@taro_fくんありがとう!)

DavidやBumpのこれまでや今後、さらにそこからの気づきなどについていろいろな話を聞けたので整理の意味も含め、アウトプットしたいと思います。

▼Bumpのこれまで



Davidがシカゴ大学ビジネススクールに入ったまさに初日(おそらく2008年9月)、クラスメイトとの連絡先を交換していたときに思いついたのがBumpのアイデア。
その週には早くも動き出し、2009年2月に学内で行われたビジネスコンペに優勝した時点で5,000人のユーザーがついていました。

夏休みにY Combinatorに応募する頃には、1万人のユーザーを獲得、3ヶ月後のDemo Dayにて多くの投資家から話をもらった体験から、「1センテンスで説明できる」サービスであることの重要性を痛感したとのこと。

さらに、iPhoneのCMで全米、さらに全世界にBumpのアイコンが流れたことで通常の1,000倍のトラフィックが集中し、サーバーが落ちるという体験もあったとか。

その後、アメリカトップのVCであるセコイア・キャピタルから3億円、さらにNetscapeを開発者、マーク・アンドリーセンから16億円を調達し、現在では全世界で6500万人のユーザーを抱え、その成長スピードはさらに加速しています。


▼起業してよかったと思える3つのこと



自らの体験から起業してよかったと感じることとして以下の3つを挙げていました。

1. 毎日仕事をするのが楽しい - "I love coming to work everyday"

Davidは元々、半導体メーカーに勤めていたとのことなのですが、当然ながらそこでの仕事は例え1人が抜けてもそのインパクトは大きくなく、仕事のやりがいという面において今は非常に充実しているとのこと。

2. 30人の素晴らしいスタッフに出会えた - "I've met 30 amazing people"

現在、Bumpを開発しているBump Technologiesのスタッフは30人。何度か買収の話もあっととのことなのですが、それを全て断ってきたからこそ、今の30人の素晴らしいスタッフに出会うことができたと話していました。

3. 人が欲しいと思っているものを作れている - I'm making something people want

BumpのユーザーはBumpを愛してくれていてそれが本当にうれしく、それに関われているというのはとても素晴らしいこと、とDavid。


▼起業に関して学校で学ぶことのできない3つのこと



起業した中で現在までに感じていることとして以下の3つを挙げていました。

1. どうやって人を雇うか - How to hire people

人材というのは会社にとって非常に重要な要素であると同時に、人を雇ういうことの難しさを感じているとのこと。
ちなみに彼が採用する基準は、SmartでNiceであることだとか。

2. どうやって30人以上へと会社を成長させていくか - How to grow a company to 30+ people

現在、30人までチームが拡大し、そのマネジメントの難しさを感じているのだとか。
誰が今、何をやっているのか徐々にわからなくなる中で、いかにコミュニケーションを取っていくかを試行錯誤している段階だと述べていました。

3. 会社とは子供のようなもの - Companies are like children

会社というのは子供のようなものであり、望むと望まないとに関わらず一度作ったからには最後まで世話をしなければならない、とDavid。
だからこそ、「自分が本当にやりたいと思えることをやろう。」、と。

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とってもフランクで素敵なDavidのお話、特に最後の"Companies are like children"がとても印象的でした。
まだまだ何がやりたいのかわからなくて暗中模索なのですが、探しまわっていつかやりたいと思えることをやるときが来ることを自分自身に期待しています。

*image courtesy from http://bu.mp/ourteam

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18 November, 2011

Benetonの新キャンペーンのクリエイティブがすごい件







上の合成写真をTumblrで見つけたときに何事かと思ってしまったのでご紹介。

こちらのクリエイティブが作られたBenetonのキャンペーン、”Unhate”は、”憎しみ合わない”というメッセージを伝えることを目的としたもの。

オバマ大統領と胡錦濤国家主席のペア以外にも、金正日総書記(北朝鮮)と李明博大統領(韓国)のペアや



メルケル首相(ドイツ)とサルコジ大統領(フランス)、



ネタニヤフ首相(イスラエル)とアッバス議長(パレスチナ自治政府)



など衝突している世界各地のリーダーの衝撃的キス写真が製作されています。

海外の広告系メディアを中心に大きなバズが発生しているこちらのキャンペーン、クリエイティブという文脈の少ないコンテンツが、「ソーシャルメディアを通じて」、「世界規模で」、どれだけ広がり、さらに人を動かすことができるのかを考えるマイルストーンになるのではないかと思ったり。

このキャンペーンで、ベネトンのアカウントのファン、フォロワーがどれだけ増えるのか注目してみたいところ。(社会的意義を強調しているのであんまり導線設計がよくないですが。)

ちなみに、ローマ法王ベネディクト16世とイスラム教スンニ派の権威で、エジプトのアル・アズハル・モスクの指導者のアフマド・アル・タイーブ師のキス画像は、ローマ法王庁からの強い抗議を受け即日撤去されたんだとか。
ベネトンはいつもながら先鋭的ですなー。

【参考】
Creative Review - Benetton wants the world to UNHATE
ベネトン広告でオバマ大統領と胡錦濤主席がキス! : 映画ニュース - 映画.com
オバマ氏と胡錦濤氏がキス? ベネトンの新広告発表 - はてなブックマークニュース

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16 November, 2011

急成長するTumblrのイマが掴める17の事実







Mashable!に大好きなTumblrのデータを整理したインフォグラフィックが掲載されていたのですかさずご紹介!(過去にもこんなの書いてきました!→『tumblrの勢いがいよいよ本格化してきた』、『Tumblrのマーケティング活用における可能性』)

Tumblrに関するいろんな面白い事実を発見できた素晴らしいインフォグラフィック:)
早速以下より。

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▼概況

1. 開設されているTumblrブログ:33,313,876

2. これまでの累計投稿数:12,255,883,250

3. 1秒間に行われる投稿数:38,000

4. 投稿に占める写真の割合:42%


▼ロイヤリティ別ユーザー、訪問回数の割合



5a. Addicts (月30回以上訪問する中毒者):全ユーザーの2%。全訪問数の43%。
5b. Regular (月2回以上30回未満訪問する定期ユーザー):全ユーザーの40%。全訪問数の44%。
5c. Passer-By (月1回訪問する通りすがり):全ユーザーの58%。全訪問数の13%。


▼アメリカにおけるユーザーデモグラフィック



6. 男:女=51%:49%

7. 年齢層
18歳未満:18%、18~34歳:36%、35~49歳:31%、50歳以上:15%

8. 民族性
白人:72%、アフリカン:8%、アジアン:6%、ヒスパニック:12%、その他:1%


▼Tumblrの成長



9. 2010年6月から2011年6月までのアメリカにおける成長率:218%
(【その他のネットサービス参考】LinkedIn:63%、Twitter:31%、Facebook:14%、My Space:−50%)

10. 世界における成長率:900%

11. ユニークユーザーの国別割合:
アメリカ:42.31%
ブラジル:9.46%
イギリス:5.97%
カナダ:4.16%
ドイツ:3.37%
日本:2.79%


▼Tumblrの資金調達の歩み



・2007.10 - 75万ドル
・2008.12 - 450万ドル
・2010.4 - 1000万ドル
・2010.11 - 3000万ドル
・2011.9 - 8500万ドル


▼Tumblrミートアップ (Tumblrのユーザーによるミートアップが世界各地で行われており、無料でTumblrグッズがもらえたりします)



12. 月間開催回数:300回
13. 発送されるTumblrスティッカー数:3,000枚
14. 発送されるネームタグ数:9,000枚

▼オモシロ事実



15. Tumblrブログテーマ数:1,100
16. Tumblroを通じて成功したプロポーズ:1
17. Tumblrを通じて行われている質問数 (最近投稿に関連する質問を投げかけることができるようになりました):180,331

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僕も立派にAddictなわけですが、成功したプロポーズというのが気になりすぎる。調べてみたいと思います。

また、月300回もTumblrミートアップが行われているという事実に驚き。日本にグッズを発送するのは時間がかかるらしいので、1月ぐらいにTokyoでやりたいっす!(←ステッカー欲しい。

日本はまだまだ世界6位程度ですが、結構僕の周りでも増えて来ているので今後の展開に期待。
アメリカはどんどんブランドによるアカウント開設などが始まっています。

最後に僕の個人的オススメアカウントをいくつか。
Fast Company - アメリカのトップビジネス誌、”FastCompany”のTumblr。ビジネスの他にも環境やデザインなど様々なトピックをカバーしつつ、その高いクオリティが素晴らしい。
curiosity counts - Wired UKやThe Atlanticのライターである、Maria PopovaのTumblr。デザイン、アート、テクノロジー領域における最先端のトピックを投稿してくれています。
PopTech - エッジの効いた世界各地のテクノロジーをいち早く紹介してくれているTumblr。

ちなみに僕のはこちら→to get beyond
フォローいただけると喜びます!:D

元のインフォグラフィックは以下のMashable!の記事よりどうぞ。

【参考】
Tumblr Numbers: The Rapid Rise of Social Blogging [INFOGRAPHIC]

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15 November, 2011

あなたは解ける? Instagramがエンジニアを見つけるために出題した独創的な課題







Instagramは個人的に大好きなアプリの1つ。
残念ながら、第一面はMy365が奪っていきましたが、一日に2枚目の写真を撮りたいときにはInstagramを起動しますし、彼らのミニマムな組織での展開は非常にこれからのスタートアップにとって、示唆的なものです。

本ブログでも幾度と無く取り上げてきましたが(→『写真共有を軸としたプラットフォームとして成長するInstagram』、『知っておきたいInstagramに関する3つのこと』、『Instagram活用に見るソーシャルのトレンドを開拓している5つの先進的企業』)、今回はそんなInstagramが新しいエンジニアを採用するにあたって出題している問題が独創的かつ実用的なもので日本でもこんな形での採用が増えたりしないかなーと思ったのでご紹介。

課題は非常にシンプル。

『下にある縦に割れ、並び替えられた画像を元に戻すコードを書く。』

というもの。

これを、


こう。


単に正しく動くコードを書くだけでなく、エレガントなものでなければ面接への道は開けないそうですが、エンジニアの方など是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか!:)

詳しくはInstagramのTumblrをどうぞー。→『Instagram Engineering

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Instagramはブログでも本記事のカバー写真のように写真を分割するタイプのフィルターなどを作っているため、おそらく今後の開発にも役立てる意図もあり、このような課題を出題していると思われます。

全ての仕事がこのような定形フォーマットをもったものではないですが、このような実務に沿い、かつ例えその人を採用することがなくとも、業務に活かせるような採用課題というのはありだなーと思ったりしました。

こういうその人のプラクティカルな能力を見る実践的な採用が増えていくことを期待!

【参考】
Instagram is hiring – but only for those that can solve this puzzle – Simply Zesty - Simply Zesty

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14 November, 2011

お手伝いしているイベントのご紹介:Youth Venture Summit~Go Global Session~







今月、11月28日に僕が今お手伝いしているイベントが開催されるのでそのご紹介をば。(先日、TechWaveでもご紹介いただきました!→GO Global! 韓国を代表するインキュベーターと起業家に接する機会、渋谷でセミナーイベント開催 【増田(@maskin)真樹】

Youth Venture Summitというグローバル志向のある起業家を輩出することを目的としたセッションを行います。
今回は、頓智ドットの井口さんやインキュベイトファンド 代表パートナーの本間さんの他、テクノロジー領域において日本の一歩先を行っている韓国の起業家、インキュベーターを日本にお招きします。
今回お招きする韓国側の起業家、HeeEun Parkさんは25歳の女性起業家。
これまでに総額1億4,000万円の資金調達に成功しています。

当然ですが、進行は全て英語で行います。
しかし、「アジアのスタートアップが世界で勝負していくには」というテーマにおいて、非常に多くの示唆を得られるイベントにしていくつもりですので、起業家はもちろん、将来的な起業を考えられている学生の方などにも是非ご参加いただきたいです!

個人的にも”Go Global”というのは学生時代からの目標で、今回はそのような志向をもった起業家さんを支援する素晴らしい機会だと思ったので広報などの面でお手伝いをさせていただいています!

是非、当日多くの方にお会いできればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします:)

以下イベント概要になります。

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■ イベント名:Youth Venture Summit-Go Global Session-
■ 日時:11月28日(月)19:00~22:15(18:40開場)
■ 於:株式会社ミクシィ mixi,inc.
(東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー7F)
■ 参加費:一般3,000円、学生 1,500円 (講演会後の懇親会の料金も含まれています。) 
■ タイムテーブル (全編英語で行います)
19:00 Introduction of Go Global Session.
19:15 Presentation of Mr.Masahiko Honma (Incubate Fund General partner)
19:45 Presentation of Mr.Richard Min (Seoul Space CEO)
20:15 Break
20:30 Presentation of Mr.Takahito Iguchi(Tonchidot Corp. Founder & CEO)
21:00 Presentation of Ms.HeeEun Park (I-UM Socius CEO)
21:30 Networking Party
22:15 End of the event
22:30 Leave mixi,Inc.

■ 参加申込:
http://on.fb.me/vO8p6g (Facebook Event),http://bit.ly/snvIWZ (Eventbrite)

■主催:Youth Venture Summit
・共同代表:慶應大学 梶谷恵翼、インキュベイトファンド 木下慶彦
・主旨:国内外のスタートアップのエコシステムを作り、グローバル志向のある起業家を輩出すること
・メンバー:若手起業家、ベンチャーキャピタリスト並びに学生の有志メンバー10名程度で構成。
・ オフィシャルサポーター:株式会社ミクシィ、株式会社サムライインキュベート、インキュベイトファンド、株式会社ノボット、Seoul Space
・ メディアサポーター:(日本メディア)Techwave 、(韓国メディア)VentureSquare、OnSuccess

■ お問い合わせ:Tel. 080-1253-9103, info@youthventuresummit.com (慶應大学 梶谷恵翼)

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10 November, 2011

これから世界を変えていく16のテック・スタートアップ





Business Insiderにスタートアップに関する特集があったので、そこから個人的に知らなかった、面白い事業を行なっているスタートアップをご紹介。

1. Codecademy



Javascriptをゲーミフィケーションの要素を用いながら楽しく学べるようにしているNY発のスタートアップ。先日、250万ドルを資金調達。


2. Kaggle



KaggleはPhDレベルの科学者のためのネットワーク。AIDsから宇宙の解明まで様々な分野の問題に専門を超えたコラボレーションを可能にするプラットフォーム。1,100万ドルを資金調達。


3. Skillshare



SkillshareはNYU出身のMichael Karnjanaprokornらが始めた誰もが教えあい、また学びあうことを目指したサービス。
Union Square Venturesなどから370万ドルを調達。

詳しくはgreenzの記事などをどうぞ。
これぞ、”学び2.0″!「教える」と「学ぶ」をつなぐオンラインプラットフォーム「Skillshare」 | greenz.jp グリーンズ


4. Sphero



SpheroはY-combinatorと並んで、シードアクセラレターのプログラムとして有名なTechStars出身のスタートアップ。
スマートフォンで操作できるボールを開発。福祉や軍事面での応用を視野に入れているとのこと。




5. Dwolla



PayPalやSquareの競合に当たるものの、急成長を遂げているモバイルペイメントサービスがDwolla。大きな違いはPayPal、Squareともに共通して必要なクレジットカードすら必要なく、銀行口座からの直接支払いが可能なこと。オンラインショッピング、Facebookの友人への送金、店頭での購入などでの利用が可能。クレジットカードを介さないゆえの低い手数料も強み。

先に100万ドルを調達し、現在新たな資金調達を行なっている段階。


6. ZocDoc



これまでに9500万ドルの資金調達に成功しているのがZocDoc。
病院のオンライン予約を行えるサービスでNYの25歳以下のほとんどはこのサービスを使って予約をしているとか。
NYで今最もアツいスタートアップとも。


7. Simple



Simpleは銀行口座の一括管理を行えるサービス。銀行口座の行き来に伴う手数料の発生などを解消しており、これまでに1300万ドルの資金を調達してきています。


8. TaskRabbit



労働市場の効率化の観点から注目されているスタートアップが、TaskRabbit。突発的で早急な仕事に対するマッチングを行うサービスで10代のベビーシッターが空いている時間の小遣い稼ぎなどに利用しているとか。

先日、500万ドルを調達。


9. H.BLOOM



H.BLOOMはホテルやアパートへの花の定期宅配サービス。
これまでに800万ドルを調達したこのスタートアップは枯れてしまう花だからこそ成り立っているといえます。
一般の人ももちろん利用可とのこと。


10. Boundless Learning



Boundless Learningはウェブ上のフリーコンテンツから教科書を作ろうというクラウドソーシングサービス。
こちらのボストン発のスタートアップは170万ドルを調達しているとのこと。


11. MoviePass



MoviePassは新しい映画の楽しみ方を提供するサービス。
作品ベースではなく、シアターの全ての作品を見れるチケットを販売しています。


12. JOOR



JOORはデザイナーの製品の卸売販売を可能にするプラットフォーム。
現在はファッションのみを扱っていますが、今後範囲の拡大も視野に入れているとか。

225万ドルの資金を調達しています。


13. Singly



Singlyは様々なプラットフォームに散らばった個人の情報を統合し、蓄積するサービス。
現在はディベロッパーのみの公開となっていますが、まもなくパブリックになるとか。

これまでに200万ドルを調達しています。


14. MakerBot



MakerBotは3Dプリンティングのサービスを開発しているスタートアップ。
以下のようなものが可能になっています。




15. Roundtable



Roundtableはグループブロギングという新しいブログの形を切り開くサービス。
特定のトピックについてブログ形式でより双方向の対話が行われており、3つのディスカッションで10,000のUUを生むほどの勢いを見せています。


16. Greplin



パーソナル検索の分野を切り開いているのがGreplin。メールアカウントやソーシャルメディアのプロフィールを登録することで、よりその個人に関連のある内容が表示される検索を実現しています。

Greplinは500万ドルの資金を調達しています。

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調達額が懸賞金みたいでONE PIECEを見てるみたいで楽しいですねー。
KaggleやDwolla、ZocDoc、Roundtableなど面白いスタートアップがたくさん出てきてますねー。

日本からもこんな記事が書けるくらいいろんなスタートアップが出てくることを期待。


【参考】
20 Innovative Startups

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