31 May, 2011

ソーシャル・ネットワークからソーシャル・サークルの時代へ?





いつも興味深い記事が掲載されている『SAI: Silicon Alley Insider
』に『The End Of The Social Network Era, The Rise Of The Social Circle Era
(これからはソーシャル・ネットワークの時代からソーシャル・サークルの時代へと移る。)』という記事が出ていたのですが、非常に勉強になったのでご紹介。

この記事を書いたJason Schwartz氏は、Facebookの後を追って失敗したiTunes Ping、Google Buzzなどを挙げ、ソーシャル・ネットワークの時代はいよいよ終わるという考えを述べています。

以下、氏の主張をざっくり意訳。(気になる方は本文をご覧くださいませ。)


ソーシャル・ネットワークの覇権を握る過去5年の争いが落ち着き、FacebookやTwitter、LinkedInなどがソーシャル・ネットワークの土台は出来上がったため、次の5年はその上に何を載せるかが焦点になるのではないか。
それはもちろんソーシャル・ネットワークが築いたネット上での情報共有や自己表現の文化がなくなるということを意味するのではなく、むしろそのような行為を誰に対して行うかという点がこれまでと異なり個別的になるソーシャル・サークルが次の流れになるのではないか。

Facebookなどのソーシャル・ネットワークは仲が良いのか、知り合い程度なのかに関わらず繋がるような仕組みになっている。(確かにアメリカ人学生のFacebookフレンドは1,000人超えてる場合がかなり多い印象)

そのような”全員と友達となり、全てを共有せよ”といった形のソーシャル・ネットワークから”特定のグループと仲良くなり、個別的に共有せよ”というソーシャル・サークルへと移行するのは、誰とでも仲良くなる小学校低学年から年齢が上がるにつれて、特定のグループの人と仲良くなるようなものだ。これまでのソーシャル・ネットワークは、そのような嗜好性を適切に選別することができていなかった。

ソーシャル・ネットワーク上の仮想の友人関係からよりリアルな友人関係を投影したグループが自動的に創り上げるのがソーシャル・サークル型のサービスであり、その意味でソーシャル・サークル上の友人はリアルな意味での友人と同義であり、そこでの情報交換はよりそれぞれの興味にあった、より親密なものになるだろう。

位置情報サービスの利用が進まないのは、誰にも自分の居場所を知られたくないからではなく、皆に知られたくないからであり、そのような問題が解決されればこの分野は大きな可能性をもつだろう。

Facebookのグループは、そのようなソーシャル・サークルの形成を目指した取り組みのさきがけといえるものだが、手動で行わなければならないという点において、失敗している。(そんなことを誰しもが積極的にやるわけではないのだ。)この問題の解決は非常に難しいものでだからこそ、その解決を目指しているPathやColorが注目され、多くの資金を獲得しているのである。

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「クローズドでリアル」というTechwave・湯川さんと同じ主張なのかなと読みながら思ったのですが、個人的にはイマイチ理解できていなかったりします。


もちろん、情報発信に対するハードルがそれらのサービスによって、低くなることは歓迎すべき点なんでしょうが、ソーシャル・サークル上の友人がよっぽど刺激的な人たちでない限り、内輪で傷の舐めあいとかどうでもいい雑談ばっかりみたいなことになるんでないかと。。

そんな風に感じるのは、リアルな友人のいろいろな側面を知るよりも、外でどんな話がされているのかに興味があり、その人たちと交流していけるようになりたいというのが僕の志向だからかもしれませんが。

「セレンディピティ」や「オープンなディスカッション」などはソーシャル・サークルのテーマにはなさそうなキーワードですが、そっちの方がよっぽど面白いと感じる自分がいます。

リアルなつながりをより強くするサービスよりもむしろ、オープンなところでできた関係をよりリアルにもっていきやすくするようなサービスが欲しかったり。


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29 May, 2011

Twitterのツイートの70%はスルーされている





BuySellAds.com』にTwitterの利用に関するインフォグラフィックが出ていたのでご紹介。

いろいろ面白い情報がありましたが、以下、面白かったデータをいくつか抜粋。(詳しくは文章下のインフォグラフィックをご覧ください)

■主なデータ
・アメリカのインターネットユーザーのうち、Twitterを使っているのは8%
・2060万人のTwitterユーザーが少なくとも月に1度はTwitterにアクセス
・1億7700万の投稿が1日になされている

■典型的ユーザー像
・最もTwitterを使っているのは、都市部に住む20歳程度のヒスパニック系女性

■どのように使われているか
・ユーザーのうち72%はパーソナルな投稿も行う
・ユーザーのうち62%は仕事に関する投稿も行う
・ユーザーのうち55%はリンクも投稿する

■どの程度見られているか
・ユーザーのうち24%は一日に何度かTwitterを確認する

■ツイートの真実
・投稿される何百万もの投稿のうち、71%はなんのリアクションもうけない
・リアクションのうち、85%はMentionがひとつあるだけ

■世界におけるTwitter
・オンラインユーザーに占めるTwitter利用率トップ10
1. オランダ
2. 日本
3. ブラジル
4. インドネシア
5. ベネズエラ
6. カナダ
7. アルゼンチン
8. トルコ
9. フィリピン
10. シンガポール

■企業のTwitter利用
・"Fortune Global 500 Companies"のTOP100企業のうち、77%はTwitterアカウントを開設している
・TOP100企業が保有しているTwitterアカウント数は平均5.8個
・そのうち88%は企業に関する最新ニュースを投稿している
・40%は顧客とのコミュニケーションに使っている
・28%は割引情報を発信している
・10%は求人情報を発信している

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twitterはまだまだ流行っているとはいえない。』でも書きましたが、やはり、少なくともアメリカにおいては、Facebookの前にTwitterはほとんど存在感を発揮できていない模様。

また、71%の投稿はなんのリアクションも生まないというのは非常に興味深い情報。
自分が持っているアカウントのうち、100人以下のフォロワーしかいないものはまさにそんな感じなので納得すると同時に、なんとなくの投稿に対して30%の確率でリアクションがあるところがTwitterの楽しさではないかと思ったり。

ネットユーザーベースでみるとTwitterは南米でかなり受けているというのも面白い。このあたり、詳しく調べていきたいところです。


インフォグラフィックっていつも面白いですなー。(出典がわからないので完全に信用してはいけませんが。)



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28 May, 2011

Facebookが日本で流行るかなんて正直どうでもよい(※個人的意見です)





ソーシャルメディアというものに関わる仕事をしているため、人に会う度に聞かれる質問に「Facebookは日本で流行るのか?」というのがあります。

人や時期によって、いろいろ思うところがあり、僕も必ずしも一貫した答えがあったわけではなかったのですが、徐々に自分の意見というものが固まってきたので書いてみます。

僕が最近思うのは(これはあくまで個人としての立場です。)はタイトル通り「そんなのどうでもいい」ということ。

その理由としてまず挙げられるのは、日本にはmixi、TwitterとFacebookがアメリカやその他の国で果たして来た機能、「人や情報をつながる」ということをやってきたサービスが既に存在している点にあります。それらに変わってFacebookが普及したところで、そのようなソーシャルメディアがなかった時代からの0から1への変化と比べれば、1が100になるという点だけでドラスティックな変化ではありません。(もちろん、それはそれで価値のある変化ではありますが。)

そういう意味で日本でFacebookが流行らなきゃマズい、とかその普及を支援したいとは特に思わないというのが率直なところ。


また、Facebookのマーケティング側にとっての魅力は国内における新たなマーケティング・ツールというよりもむしろ、グローバル・マーケットに入っていくためのメディアとなる点にあると僕は考えています。

なぜなら、Facebookは歴史上初めて、「世界中の人が共通して日常的に使う世界中で同一なコミュニケーション・サービス」となっているから。
これまでの世界というのは、人々が情報を取得するツールというのはそれぞれ全く異なる世界でした。例えば、日経新聞をインド人が読むなんて事はありませし、逆にル・モンドを読む日本人なども皆無に等しい。それは、どの英語で発信されているもの以外、全てのメディアに共通する点であり、英語の情報であっても英語圏以外での情報受信者は母国語のそれに比べて非常に少ない数に留まっていました。

Facebookはこの部分を大きく変えており、世界中の国境を超え延べ7億もの人がFacebookという共通のサービスを使って情報を取得しています。そして、共通のサービスであるがゆえ、例えば日本にいても中東をターゲットにした情報提供をすることができ、マーケティング・メッセージを伝えるためにそれぞれの国のメディアを研究し、交渉し、枠を買うなどということをする必要はなくなりました。


ちなみに、個人的に興味があるのはむしろ、「Facebookは日本企業に流行るか」という点。

なぜなら、日本の観光情報を紹介する「Visit Japan 2010」はシンガポール国内で最もファン数の多いFacebookページとなっていたり(→『JNTOが訪日旅行プロモーション再開 風評被害対策に重点[シンガポール]|AsiaX News』)、Satisfaction Guranteedが30万を超えるファンを獲得していたりと世界(特にアジア)における日本のブランド力は非常に強いものがあるからです。
現状のFacebookが日本国内でマイナーであるがゆえ、そこへの参入が遅れてしまうことの機会損失は非常に大きいものがあるため、なんとかその普及を進めていきたいところ。

また、個人としては徐々に企業の戦略が国内マーケットから海外への比重を強めていく中で、Facebookなどの重要性は非常に高くなると思われるので、しっかりとナレッジを持ち、実行までもっていけるような能力を身につけておくことが重要なのではないかと思っています。(最近でもコミューンのECサイト「FASHION STYLE JAPAN」がFacebookページのファン1万人をサービス開始1ヶ月で目指すというニュースがありました→『コミューン、海外向け日本のファッションECサイトプラットフォーム :ベンチャーニュース:Venture Now(ベンチャーナウ)』)

まだまだ専門家の少ないこのポジション、掴んでいけるよう頑張らねば:)


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27 May, 2011

マーケティング再考:"Likenomics"な時代





Oglivy上級副社長、Rohit Bhargava氏(@rohitbhargava)が”Likenomics”という概念で、これからの時代のマーケティングやコミュニケーションのあり方を述べている記事を発見したのでご紹介。
(とはいえ、弊社社長の池田さん(@ikedanoriyuki)がいつも言われていることとかなり被るのですが。)

PRやマーケティングのためのメッセージが日々大量に届く現代において、消費者はそれらに対して過敏になり、信用をすっかり失ってしまっており、まさに「Believability Crisis(信頼が危機にさらされている)」状態にある、とRohit Bhargava氏は言います。

そんな中でこれから重要となるのは、「Affinity(共感や親しみ)」であり、私たち(マーケターやPR担当)がそれらを正しく理解することは失った信頼を取り戻すために非常に重要なことです。

そして、Bhargava氏の提唱する"Likenomics"とは「最も好意を集める人々やアイデアや組織が人々が信頼し、元気をもらう存在となる新たな経済体系」のこと。

では、どのようにすれば、そのような好意をうけるような存在になれるのか。Bhargava氏は「シンプルであること」、「人間味があること」、「正直であること」、「感情に訴えること」の4つを挙げ、それらが”Likenomics”の基盤となっていると述べています。

それぞれについて以下、解説。

1. シンプルであること

Bhargava氏は、”Be genuine, be honest, be open(誠実に、正直に、オープンに)”であることの価値はソーシャルメディアによってますます高まっていると説明しています。

そして、そんな事例として挙げていたのが、Alley Bankという金融機関。金融という人を欺くことが常態化している業界において、「まっすぐ、腹を割って」顧客と向きあうという姿勢をシンプルに示しています。




2. 人間味があること



関係性を作る上で、人間味が感じられるというのは非常に重要なことです。(そして非常に難しい。)
そんな中、先進的な取り組みをしているのがイギリスの飲料メーカー、Innocent。Innocentは毎年、ファンからスムージーの蓋部分にかぶせるニット帽子をファンから募集し、ひとつの帽子が送られてくる毎にイギリスの老人たちが温かい冬を過ごせるようサポートを行う『Big Knit』という取り組みを行っているのだとか。


3. 正直であること

2009年の調査で、最もファンから嫌われてしまっていたドミノ・ピザは、そのドミノ・ピザを嫌う人々にスポットを当てたキャンペーン『Domino’s Pizza Turnaround』を実施。そして、生の批判を元に新たなピザの開発に着手したとのこと。



1ともかぶりますが、信頼は正直さなしには成立しません。


4. 感情的であること



ノルウェーの大富豪、Christian Ringnesはミニチュアボトル収集で集めた品を展示するミュージアムを作った。それが他の人にとっては意味不明なことであると気づいたRingnesは、周りの目を気にするのではなく、むしろ自分のやりたいことを追求することで同じような趣味をもつ少数の人を魅了することになった。

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どの事例も非常に素敵なもので読んでいて暖かい気持ちになる記事でした。

日本において、上記のことをまさに実践している事例として、僕が知っているのが、伊藤ハムの『ハム係長』さん。



Facebookページ(『伊藤ハム / ITOHAM FOODS inc. (1)』)から始まったというそのキャラクターは、そのウィットと人間味に富んだ投稿で人気を呼び、3,000人規模の日本のFacebookページとは思えないほどウォール投稿で賑わっています。

さらには、そのキャラクターをモチーフにしたお弁当(キャラ弁)などもファンの方から作られていたり。(→『ハム係長弁当  その①ハム係長のひみつ? 飾り切り 椅子 « e-お弁当作っちゃいました!』)

こういったコミュニケーションが一般化すると、非常に暖かい社会になるのではないかと思ったり。

また、これらは個人にも適応できそうなので、僕もお手本にしたいところです:)

Bhargava氏のスライドは以下。
Likeonomics: The Book
View more presentations from Rohit Bhargava


【参考】
HOW TO: Make Your PR & Marketing Believable

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26 May, 2011

ソーシャルメディアをマーケティングに使うに当たって知っておくべき4つのこと



「ソーシャルメディアを使えば、タダでPRやマーケティングができるんでしょ。」なんてそんなことを言う方はもう今どきいないと思うのですが、ソーシャルメディアを企業が導入したり、従業員に利用を認めたりする際には、きちんとした管理体制をしかなければ、アディダスの事例(『アディダス社員がツイッターで中傷 「おしゃべりは呟きやめるべき」か (1/2) : J-CASTニュース』)のようなことを招きかねません。
さらに、ソーシャルメディアでの活動に気づいてもらうところでもコストが発生することは一般的です。

そんな中、以前『スタートアップの実像』でも取り上げたFocus.comにソーシャルメディアマーケティングにかかるコスト、利点、FacebookやTwitterのファンやフォロワーの価値をまとめたインフォグラフィックがあったのでご紹介。

企業のマーケターさんなど特に知っておいた方がよい情報かと思います。(このBlogを読んでくださっている方にどれだけいらっしゃるのか謎ですが。。)

今回もインフォグラフィックがべらぼうにでかいので以下にまずそれぞれの項目から抜粋して、紹介。

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<1. ソーシャルメディアにかかるコスト>
(もちろんどの程度の規模やキャンペーンの有無などにも左右されますが。)

■ 人的コスト
ソーシャルメディア・ストラテジストやコミュニティ・マネージャーがいない場合、適切なソーシャルメディア利用やそれを通じたコミュニケーションにかかるコストは非常に高くなってしまいます。

■ 広告コスト
FacebookページやTwitterアカウントを作りさえすれば、ファンやフォロワーが集まってくる、などということは一般的にありません。(よほど現実にブランド力があってもその存在に気づいてもらえないケースもありえます。)この広告コストにはFacebook広告やメールでのマーケティング活動などが含まれます。

■ 外部費用
もし、ソーシャルメディアを利用したキャンペーンを外部の代理店等と行う場合にはもちろんそれだけ費用がかかることになります。

■ その他
ソーシャルメディアに関する分析ツールは無料なものも多いですが、高性能な効果分析ツールなどはその限りではありません。その他、技術的なコストやクリエイティブにかかるコストなども想定されます。

■ それらを合わせた推定コスト
合計:2,000万円(1ドル100円計算の場合。以下同。)
ソーシャルメディア・ストラテジストのコスト:520万円
コミュニティ・マネージャーのコスト:936万円
サイト運営費(もし必要な場合):450万円
携帯アプリ:200万円


<2. ソーシャルメディア活用のベネフィットとなる項目>
eMarketerが行ったソーシャルメディア利用に関するマーケターに対するアンケート結果より。
顧客とのつながり:85.4%
顧客との直接的対話:65%
迅速な顧客対応;59.9%
顧客の嗜好を汲み取ること:59.1%


<3. Facebookのファンの価値>
ファンにファンになっている顧客の単価:そうでない顧客の単価

■マクドナルド
31,000円:15,000円

■スターバックス
23,500円:11,000円

■ナイキ
20,500円:8,300円

■ファンとなっている顧客はそうでない顧客に比べて、そのブランドを使い続ける可能性が28%高い。

■ファンとなっている顧客は友人にファンとなっているブランドを薦める可能性が41%高い。


<4. Twitterのフォロワーの価値>

■33,000人を集めているようなTwitterアカウントのROIは43%

■P&Gが行った『The Old Spice Man』のキャンペーンは、ブランドのフォロワーを2700%、ブランドFacebookページのファンを800%、ブランドサイトのトラフィックを300%、それぞれ増加させた。(参考→『3日間で1100万回以上視聴されたP&Gのバイライル動画キャンペーン:Alyssa Milanoをバスタオル一枚にさせてしまったThe Old Spice Man - the Public Returns - 続・広報の視点』)

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金額感は違和感があり(200万で携帯アプリは作れない。。)、また日本とはだいぶ異なる点もあるのですが(日本にはまだソーシャルメディア・ストラテジストやコミュニティ・マネージャーといったタイトルの職務は確立されていない)、コストの要素としては正しいように思います。

また、ファンの価値についても調査方法がわからない限りなんともいえないのですが、倍以上になるブランドもあるというのは非常に興味深いところ。

日本もこんな感じになっていくのか注目したいところです。



【参考】
The Real Cost of Social Media

【インフォグラフィック・ソース】
Danny Brown | Social Media Marketing Blog
Syncapse - Your Social Media Management & Technology Partner
Social media news, strategy, tools, and techniques | Social Media Today
Community Cultivator — Exploring how local organizations connect to their real world patrons
Econsultancy | Become a smarter digital marketer
inner architect | cultivating social customer relationships
Klurig Analytics Social Media ROI Tools Internet Social Media Marketing Dag Holmboe Boston Massachusetts
Market research & statistics: Internet marketing, advertising & demographics - eMarketer


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25 May, 2011

テクノロジーが可能にする未来の広告





BuySellAds.com』にテクノロジーと広告に関する興味深いインフォグラフィックがあったのでご紹介。(といってもかなり溜めていたのですがw)

このインフォグラフィックでは今後、広告の可能性を拡大させる技術として、AR(Augmented Reality)、Facial Recognition(生体認識)、携帯電話の位置情報を挙げています。

それぞれについて解説すると、

1. AR
AR技術はwebにおいては、PCやカメラによってイメージや動画などの体験ができるようなものが増えてきており、一例として、GEの『Plug Into the Smart Grid』は紙をカメラに掲げると、スマートグリットが現れるような仕組みになっています。その他、店舗や携帯電話がARを利用する手段として研究されています。




2. Facial Recognition(生体認識)
この技術については、Intelなどが積極的に研究を進めており、カメラの前で動作すると自動で性別や身長を測定・判断し、彼らに最適な服を体にフィットするように表示するスクリーンなどが試されています。

イメージ的にはおそらく以下のような感じかと。(これはAR+Kinectですが。。)



3. 位置情報
携帯における検索で位置情報に紐づいたものは33%しかなく、2010年における位置情報サービスの利用者は延べ3300万人に上ることからこの分野には大いに可能性があり、クーポンやARとの連携、位置情報に応じた広告表示などが試されています。

Groupon Now!の動画などまさにそんな世界をイメージさせてくれます。




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去年のAd Techは位置情報の話ばかりだったらしいですが、今年はARやFacial Recognitionなんかもトピックとして入ってきたりするんでしょうかね。非常に楽しみ。

また、文頭で溜めていたと書きましたが、このインフォグラフィックを見てから、実はARやFacial Recognitionについて調べていました。(位置情報については以前に一度記事を書いていましたが。)

ということで、よろしければ以下の記事も参照いただけると幸いです:)
ARのイマとミライ
コンピューターが感情を理解する日
位置情報サービスがもたらす未来

【参考】
Exclusive Infographic: The Future of Advertising Technology

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24 May, 2011

世界に広がる”Etsy”モデル





Etsy』(エッツィーと発音するそう)というサービスをご存知でしょうか。

Etsyが創るEコマース 3.0「Discover」と「Engagement」がソーシャル時代のスタイル - クローズドとソーシャルの交差点』で書かれている通り、『人がモノを作って生計を立てることができるようにし、製作者と購入者をもう一度つなぎあわせること』をミッションとし、『新しい経済の仕組みをつくり、よりよい選択肢を示す』というビジョンを持つEtsyはハンドメイドなアイテムを出品、販売できるマーケットプレイスで、アクセサリーや小物、洋服など幅広いアイテムを扱っており、売る側は各々が自身のページを通じて、販売することができます。

とてもおしゃれでかわいらしいものが多く、特に女性にとっては見ていて非常に楽しいサイトではないかと思うですが、そんなEtsyのモデルが世界に広がっていることをここ数日で実感したのでご紹介。

まず1つ目が、ロンドン発のstart-up、『Boticca



デジタル・ガレージも出資者に名を連ねるBoticcaは元々PEに務めていたKiyan Foroughi氏が自身の旅行先の市場で出会ったデザイナーの商品に感銘を受けたものの、旅行後、コンタクトがとれなくなってしまい、友人に薦めることもできなくなったという経験から始まりました。Boticcaは、Etsyとの違いを『ハイエンド(より高級)』な路線にあると考えており、現在までに世界30カ国の180人の職人が集まっているとのこと。

集まってくる商品の違いで差別化するBotticaに対し、集中戦略をとっているのがレバノン発の『achtART』。



『achtART』はレバノンの職人やアーティストを支援することに主眼を置いており、中東ならではのエスニックなアイテムが購入可能です。まだまだ始まったばかりですが、こちらも非常に面白いアプローチ。

素晴らしいアイデアというのは拡散するものですし、これからも『Etsy』と同じようなサービスが出てくるのではないかと思うのですが是非、協業しながら市場を拡大していってもらいたいところです。

ちなみに日本だと、『BAUry』というのがあるようです。こちらも期待:)

【参考】
Boticca Brings Etsy’s Model to High-End, Global Design: Tech News and Analysis «
achtART, e-shopping Site for Arts and Crafts from Arab and Lebanese Artists and Craftsmen - ArabCrunch

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23 May, 2011

現在のITにおけるBubblyな状況に対するメディアの知見 - The Economistより





最近、IT業界が再びバブル状態になっているという話がよくあります。(→『The Startup › Facebook関連バブルは2012年内に崩壊する!?』など秀逸なので是非。)

それに関するThe Economistの記事が個人的にとても勉強になったので抜粋してご紹介。

■The Economist 
Silicon Valley and the technology industry: The new tech bubble

歴史は繰り返されるのかという質問に対し、”No”と答える人々は、その根拠としてテクノロジーの状況が以前のバブル期とは全く異なっている点を指摘する。
その当時のインターネットユーザーというのは少なかったが、今のそれは20億人に達しており、その中には中国などようやくインターネットが届いたようなマーケットも含まれる。
また、インターネットの速度に関しても、超高速インターネット回線が現在では既に一般化している。
そして、前回のネットバブルでは野望は大きけれど収入はほとんどないようなstartupばかりだったが、今日ではGrouponやZyngaのような新興企業が莫大な収益をあげ、黒字化を成し遂げている。

”今回は違う”という人々はさらに、前回のバブルは数多くのウェブ関連企業が上場し、それを正しく判断できない投資家たちが株価を高騰させたがのちに拡大したが、今回は大きなインターネット企業のごく少数がIPOしたにすぎず(それは変わりそうだが)、前回ほどの熱狂は見られていないことを指摘する。テクノロジー業界の指標となるNASDAQのインデックスは上昇しているが2000年ほどではないのは確かだ。

確かに、楽観主義者たちの見方は一面では正しい。確かに ”今回は違う。”なぜなら現在進行中のバブルはかなり法外なプライベートマーケットで起こっており、前回と異なりグローバルな要素を持っているためである。

今回のバブルは豊かなエンジェル投資家たち(中には90年代のIPOブームによって財を成した者も含まれる)によってもたらされている部分がある。彼らの資金力は増大しており、彼ら次代のスタートアップの株を巡って互いに争っており、取引を成立させるためにデューデリジェンスで手抜きをしてしまう場合もあるようだ。(中略)

今回のブームは前回よりもより広範な視野を持っている。今回のバブルはまず間違いなくロシアの投資家から始まっている。Skypeはエストニア生まれであり、ファインランドのRovioが開発した”Angry Bird”は4200万ドルの資金調達に最近成功した。さらに中国では”中国版Youtube”RenrenとYoukuがそれぞれ莫大な額の資金調達を成し遂げており、中国のweb startupはその初期の資金調達においてもアメリカの同等のスタートアップをはるかに超える150-200万ドルのバリュエーションを見込まれているような状況にある。

このような差異は重要な結果をもたらす。第一に、プライベートマーケットで作られた巨大なバブルはパブリックマーケットがアクセス可能になる頃にはかなり巨大になる可能性がある。Facebookは次のGoogleとなるかもしれないし、LinkedInはかなり固い収益計画を持っているがその後には非常に怪しい”FacebookやLinkedInになりたいものたち”が待っており、それらの価格は既にエンジェルたちによって高騰してしまっているのでないだろうか。

中国のweb業界におけるバブルは他の場所における現実的でないバリュエーションをもたらす可能性がある。そしてバブルを崩壊させる可能性が高いのは中国である。中国企業の株を買いあさっている者の中に検閲が厳しい中国の政治的リスクを考慮しているものはほとんどおらず、有望企業に対する取締が投資家たちを驚かせ、一気に株が売却させてしまい、バブル崩壊をもたらすというケースも想定される。

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さすがThe Economist、普段僕が見るようなブログやニュースとは見方が異なっていたのですが、パブリックでないところでお金が回っている現状をバブルといってもしょうがないという点はなるほどと感じました。そういった意味ではまだ現時点ではバブルとは呼べないのかも。
また、中国の動向はまだまだ僕もキャッチアップできていないのでしっかりとフォローしていきたいところでした。


にしてもThe Economistの記事は読むのはまだしも訳そうとするとしんどい。。
カチッとした英語に対する慣れが必要だと実感しました><


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22 May, 2011

実名webか匿名webか - それぞれの思想とメリット





Mashableに実名あるいは匿名でのネット利用がもたらす意義やメリットについてまとめた興味深いインフォグラフィックがあったのでご紹介。

Team Transparency(実名web派)とTeam Anonymity(匿名web派)に分かれており、実名web派の著名人としてFacebookファウンダーのMark Zuckerburg、匿名web派の著名人として4chanを立ち上げたChristopher Pooleが挙げられています。(アメリカにおける4chanの影響力については@Lilaclogさんの『何故Justin Bieberは米国匿名掲示板で叩かれるのか-米国版2chと格差社会 - My Life After MIT Sloan』の記事などを参照ください。)

今回のインフォグラフィックはかなり巨大なので、以下に面白かった部分のまとめと思ったことをば。

まず、それぞれの考え方やメリットについて。

【実名web派】
実名web派、Mark Zuckerburgの考え方
『個人のアイデンティティーはひとつであり、二つのアイデンティティーを持とうというのは誠実さに欠けている。』

実名webのメリット
・責任の所在を明らかにし、正邪を判断しやすくなる
・コンテンツとそれを生み出した人を結びつける
・インターネットにおける誹謗中傷などがなくなる

実名webによって利益を受けられる人
・コンテンツを生み出しており、それに対する"Credit"を入れておきたい人
・セルフ・プロモーター

【匿名web派】
匿名web派、"moot"の考え方
『実名でwebを利用することによる失敗によるコスト(誹謗中傷など)は非常に高く、それによって遠慮がちになったり、議論を呼ぶような視点を提供することができなくなってしまう。』

匿名webのメリット
・躊躇なく意見を表明できる。
・クリエイティビティーや実験を活性化させる
・(あの人がいうから、といった評価ができないため)本質的な価値によって共有がさせるようになる

匿名webによって利益を受けられる人
作ったものの本質的な価値を重視するクリエーター
共有によるコラボレーションを行いたい人々
匿名性を保持していたい内部告発者

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僕は実名のメリットというのは非常に大きくなってきていると考えており、名前と顔や住んでいるところ、勤務先などを明らかにしている通り実名派に属する方なのですが、日本語での実名や過度な個人情報のオープンな公開は控えるようにしており、匿名派の意見にも共感するところはあります。

双方にメリットや利益を受けられる人が存在する以上、おそらく、webが完全実名な世界になることはないでしょうし、これからまた完全匿名な世界に戻ることもないのではないでしょうか。

ただ一点これから変わっていって欲しいなと思うことは、『失敗のコスト』の部分。
@IHayatoさんに以前教えていただいた言葉に、セス・ゴーディンの「あなたは誰かの心を乱して(annoy)いますか?それは世界を変えている証拠です」というのがあったのですが、実名で論争を呼ぶような記事を執筆される、@sayuritamakiさんのような人は今でもいらっしゃいますし、それができる人が是非増えていって、そのようなことができる雰囲気を作っていきたいところです。(そんなにcontrovercialな情報を発信していない僕なのですが。。)

また、両者を交差する存在として『Wikileaks』を見ると非常に面白かったり。
Wikileaksは社会の透明性を高めるというミッションを自身は匿名性を保持しながら行うという逆説的なアプローチをとっています。(もちろん、そのミッション故というところもありますが。)

ネットも含め、社会に存在するあらゆるものはそこにいる人の思想、行動に沿うように発展していくわけで、その意味でどのようなマインドでネットを使うか、使っているのかというのは重要な見方ですね。



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21 May, 2011

未来のデバイスはこうなる!?





ReadWriteWebに未来のスマートフォンに関する記事があり、非常に刺激的だったのでご紹介。
スマートフォンというハードウェアがよりハンディーに、より便利になるなかでその上にのるソフトウェアの可能性もどんどんと拡大していくはずです。

非常にinspiringな動画は以下より。

1つめはホログラムのように画面を表示させるデバイス"RoundPhone"。まさにスター・ウォーズのような世界が実現しており、操作は今でいうところのKinectっぽい感じです。

The Roundphone Smartphone by j-bouille on eYeka from eYeka on Vimeo.



2つめの動画はより近いうちに実現しそうな”FlexPhone”。用途に合わせ、折り畳みが自由自在にできるもの。

Flexphone by Ikev on eYeka from eYeka on Vimeo.



ちなみに、折り曲げられるスクリーンは技術的に既に実現していたりします。


早くこんな未来がもうすぐ来ると思うとそれだけでワクワクしますな!
ちなみに『Innovation Enthusiast: 近未来の携帯がスゴすぎる件』にも様々な未来型なデバイスが紹介されてました。このサイト→「Technology in the future | Design and Future Technology」もおもろい!

【参考】
The Future of the Smartphone: Holograms & Folding Screens

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20 May, 2011

ソーシャルメディア×リアルなキャンペーン3+1事例



ソーシャルメディアの活用事例をここ数日調べており、リアルなイベントと結びつけた面白い事例も引っかかったのでご紹介。
こういうのがもっと増えていくとソーシャルメディアがより社会に浸透して面白いことがばんばん起こるようになるんじゃないかと思ったり!日本でも事例が増えていくことを期待。

1. 『Nike × Livestrong』

自転車競技におけるレジェンド、ランス・アームストロングは、自身の癌との闘病生活をきっかけに癌(ガン)患者のケア・サポートを行財団Livestrongを立ち上げました。

そんなLivestrongがNikeと組んで行ったキャンペーンは、TwitterやSMSから集めた癌患者に対するメッセージをツールド・フランスのレースロード上にペイントするというものでした。メッセージは合計36,000件も集まり、メッセージ投稿者にはGPSつきで自身のメッセージがペイントされた写真が届けられました。




2. 『Check In, Snack Out』

ドイツのペットフードメーカー、「GranataPet」は、自身のブランドの看板とFoursquareを連動させ、そこでCheck-inすることでドッグフードのサンプルが出てくる企画を展開。何百という飼い主とその犬がその看板を訪れ、Check-inしただけでなく、その情報はFacebookやTwitterなどにも拡散していったとか。




3. 『Wembley 360 project』

5/14のManchester City対Stoke City戦をウィンブリー・スタジアムで観戦していたファンを
360度のパノラマ写真にタグ付けしていくプロジェクト。
5/17時点で17,300人以上が自身あるいは知人をタグづけしています。



HOME | wembleystadium.com



+1. 『Coca Cola Villege』

超有名な事例ですが、やはりこれはご紹介したい!ということでもう1つ。
イスラエルのCoca Colaが行った10代の若者向けに行った3日間サマーキャンプ、「Coca Cola Village」はFacebookと連動し、参加者それぞれにFacebookデータの入力されたリストバンドを通じて直接「いいね!」をFacebookに投稿できる仕組みをつくりました。ゲームやプールなどのアトラクションにあふれたCoca Cola Villageは結果的に35,000以上のいいね!を650人の参加者から獲得しました。まさに、ネットとリアルおうまく結びつけた好例という感じ。



【参考】
360-Degree Wembley Stadium Panorama Gets Thousands of Facebook Tags
German Billboard Dispenses Dog Food When You Check in on Foursquare [VIDE

(調査にあたっては、インターン生、@little_shotaroにもご協力いただきました!感謝!!)

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19 May, 2011

LinkedInでできる5つのこと



本日はLinkedInがIPOする日ということでLinkedInの話題をば。

LinkedInは最近は僕も毎日チェックする巡回サイトとなりました。
シンガポールでは人口の5分の1が使っている、なんて話もありますが(『メディア・パブ: ビジネス特化型SNSの「LinkedIn」、1億人突破で成長続くが日本では未だに低迷』)、
日本でも是非普及してもらいたいと切に願っています。
(このブログでも『少なくとも就活生は全員LinkedInを使うべき:Don't be lame』などで取り上げました。)

そんなLinkedInについて、今回はSilicon Alley Insiderより『LinkedInでできる5つのこと』をピックアップしてご紹介。

1. その日の業界ニュースをチェックする



僕が毎日チェックするのがこれ。先日始まった『Today | LinkedIn』というサービスですが、非常によい記事をピックアップしてくれており、自身でどのようなニュースを表示させるかカスタマイズできるため、自分にとって重要なニュースをうまく拾うことができます。(僕の場合、インターネット、マーケティングなど)

2. グループに参加する



最近はノイズっぽいのが増えてきているのですが、LinkedInのグループも専門的なトピックについて知るには非常に有効です。共通の興味・関心をもつ他のユーザーとコミュニケーションが取れるので新たなコネクションを得る上でも重要。


3. 自分SEOに活かす



GoogleはLinkedInの情報が好きらしく、アカウントを取り、名前で検索するとかなり上位で表示されます。従って、しっかりと情報を入れておけば、外部からの接触も期待できる一方、やっておかないとかなり残念に見えるということになってしまうのでご注意ください。

4. 求人情報を一括で閲覧する



LinkedInはビジネス用SNSなので企業の求人情報も当然ながら閲覧可能です。日本と違い海外では「どのような経験、能力が必要か」が明確なので、これらの情報を確認することでキャリアを考える上で何をやらなければならないか、を明確に考えることができます。

5. 手早く履歴書をつくる



LinkedInに記載する情報はかなり包括的かつ標準的なのでここの情報を常にアップデートしておくことで何らかのケースで履歴書が必要になった際、すぐに準備することができます。これはもうすぐなされるであろうLinkedIn日本語化の一番のメリットになるかもです。

【参考】
How To Make The Most Out Of LinkedIn

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18 May, 2011

いまさら人に聞けないコト - Facebook "for Business"





僕の勤務するトライバルメディアハウスはTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアによって企業さんとそれぞれのお客さんとの新しい結びつきを創っていくことがお仕事(だと僕は思っている)のでそれぞれのソーシャルメディアの仕組みやその動向についていつもアンテナを張っているのですが、ユーザーからそちら側に立場が移るに当たり、当然ながらわからなかったり、あやふやだったりする部分があります。
そういった部分が明らかになったり、体系化されたりした際の記憶定着と自己学習内容のシェアを目的とした記事を「いまさら人に聞けないコト」シリーズとしてまとめていきたいと思います:)

今日は、Facebookの仕組みについて体系化された記事を発見したのでそちらから。
題材はFacebook分析を行うことができる「Insight」の見方とFacebookページ運用まで。

【(確認)Insightの見方と意味】
Facebookページの管理者であれば、そのページの利用状況がわかるInsightを見ることができます。
Insightの構成要素は「ユーザー」と「インタラクション」の2つ。



それぞれ、左からその詳細を見ることができるのですが、それぞれからわかることをざっくりまとめると以下のようなものになります。

ユーザー:(ページの)ファンとなってくれているユーザーのデモグラフィックや行動(住んでいるところ、よく見られているタブ、流入元、年齢、性別)やファンの増加率、ファンでなくなってしまった人の数、どのくらいの頻度でページが見られているか、などユーザーの「行動」がわかる。

インタラクション:(ページ内の)どの投稿が多くのいいね!やコメントを集めているか、どのくらいニュースフィードに表示させないという設定を行ったか、などユーザーの「関心」がわかる。


【ユーザー情報の詳細】
インタラクション情報の詳細ページは割と直球でわかりやすいのですが、ユーザー情報の上部にはよくわからないものがあったのですが、見事の説明を発見しました!

まず、最上部にあるアクティブユーザーの項目について。



アクティブユーザーがデイリー、週間、月間の3つに分かれていると思うのですが、そもそもアクティブユーザーとはどのように決まるのか。実は当該Facebookページを閲覧あるいページに対してインタラクションを行ったユーザーをさすそう。
そして、インタラクションを行ったと判定されるのは以下の項目。

・ページやページにおける記事を閲覧したファンでないユーザー
・ページやページにおける記事を閲覧したファンとなっているユーザー
・ページやページにおける記事に対して、「いいね!」をしたファンとなっているユーザー
・ページやページにおける記事に対して、コメントをしたファンとなっているユーザー
・ページのウォールに投稿したファンとなっているユーザー
・ページに動画を投稿したファンとなっているユーザー
・ページに写真を投稿したファンとなっているユーザー

そのため、アクティブユーザーの指標を高くするためには「ユーザーからの投稿を許可」することが重要となります。

次に、アクティブユーザーの下にあるアクティブユーザーの内訳の項目について。
それぞれの項目は次のように定義されています。



・ユニークページビュー:一日にそのページを閲覧したユーザー数
・投稿の表示:ニュースフィードなどで流れたものを含め、ページ内の投稿が閲覧されたユーザー総数。投稿はページ以外でも閲覧される可能性があるため、他の数値よりも高く出る
・投稿への「いいね!」:1日に投稿に対し、いいね!したファンのユニーク数
・投稿へのコメント:1日に投稿に対し、コメントしたファンのユニーク数
・ウォール投稿:ページ内のウォールに投稿したファンのユニーク数


【おまけ1】Facebookの現状
以下のビデオでかなり網羅的にまとめられています。


【おまけ2】Facebookページのファンの行動
今日の「The Next Web」の記事に、Facebookページをランダムに50抽出し、分析した結果、ファンが100万人いるFacebookページでは一つの投稿につき、平均826の「いいね!」と309のコメントがつくことが分かったという記事がありました。参考程度に知っておくと便利な数字ではないかと思います。分析対象となったFacebookページは以下。



僕のブログのFacebookページにもいつの間にやら100人を超える方々に「いいね!」していただいたものの、完全に眠ってしまっているのでそろそろしっかり管理していきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします!!:)

【参考】
Making sense of Facebook Page’s Daily Active Users – Social media marketing for small non-profits
Facebook Page Insights analytics: Users vs. Interactions
What does “Active Users” mean in Facebook Page Insights?
1 million Facebook fans brings in an average of 826 likes and 309 comments per post - TNW Facebook

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17 May, 2011

ハイクオリティ・オリジナルなwebビデオがタダで視聴できるBlip.tvが面白い!





動画サイトと聞いて思い浮かべるサービスはなんでしょうか?
今回はYoutubeとは異なるコミュニティや文化を作り上げている動画サイトをご紹介。

プロや次代の制作者がドラマやコメディなどの動画を投稿し、4半期で延べ10億人の視聴者を集める動画サービス、それが『blip.tv』です。
不勉強な僕はそんな存在など全く知らなかったのですが、最近リデザインし、ユーザビリティが格段に見やすくなったと各方面で取り上げられていました。

現在では5,000ものオリジナル動画シリーズが揃っているblip.tvですが、2005年にプロデューサーやクリエイターを支援することをミッションとしてローンチし、視聴の際の広告から得た収入を制作者と折半する仕組みでやってきていたとのこと。
その意味では『Kickstarter』などのさきがけともいえるのかもしれません。

blip.tvはその設立経緯ゆえ、動画制作に使えるツールが豊富に用意されており、さらにiTunesやGoogle TVなどとのパートナーシップなど流通チャネルもあるため、多くの動画制作者が動画を投稿しており、かつその多くがblip.tvの方針からシリーズ物となっています。さらに、画質もかなり高いという。

僕もいくつか見てみましたが、非常に面白く、英語の勉強教材とかになるのではないかと思ったり。



既に昨年の段階で年間50万ドルを超える売り上げをあげた制作者もおり、その中の何人かは今年100万ドルに達するのではないかとblip.tvも期待しているのだとか。

こういうサービスは個人的に大好きな類なのです、明日の「Glee」や「GOSSIPGIRL」がこういう所から出てくることを期待!

【参考】
Blip.tv Reintroduces Itself as a Curated Video Site - NYTimes.com
Blip.TV Stops Neglecting Its Website, Rolls Out A Nice New One
With 1 Billion Views Per Quarter, Blip.tv Becomes A Video Destination (Demo)

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先輩に教えていただいたこれはヤバい国内プロモーション事例3選



一応社会人1年目なので日々の業務の中で先輩方から学ぶことは数えきれないほどあるのですが、
今回は現在社内で実施している知識共有活動、『ナレッジ・バトル・ロワイヤル』の中で、田中さん(@tanaka_hiroto)(国内インタラクティブキャンペーンを紹介するブログ、『コミュニケーションゼンブノセ』執筆でいらっしゃいます)がこれは知っておくべき!という国内でのキャンペーン事例をご紹介くださり、非常に勉強になったのでこちらから抜粋。

全部で17件あったのですがとても紹介しきれないので見といて損なし!という3つをご紹介。

1. JR九州|祝!九州 九州新幹線全線開CM 180秒(YouTube)

こちらは先日全線開通した九州新幹線のCM。鹿児島から博多までの各駅、沿線に、
計1万525人が参加したとか。とても感動的。




2. NTTドコモ|森の木琴

こちらはた、NTTドコモが発売した「森のケータイ TOUCH WOOD SH-08C」のCM動画。
本当に「癒される」動画です。なんでも震災の影響でテレビではたったの1度しか放映されなかったらしいのですが、
Youtubeでは既に450万を超える再生回数を誇ってます。




3. SOUR|映し鏡

個人的イチ押しはなんといってもこちら!
2002年結成の日本のロックバンド、SOURのものだそうです。
いやこれマジでヤバいっす!感動した!この記事を見た全員がやってみるべきです。



うまく貼れなかったので以下からどうぞ。
SOUR / MIRROR

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こういう楽しいプロモーションにも是非アンテナも張っておきたいところです:)

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16 May, 2011

インターネットを使う人が知っておくべきこれからのインターネットがもつ秘密








今回はTED動画の紹介。正直言って今まで見てきたTED動画の中で最も感銘を受けました。
是非、みなさんに見ていただきたい!(Redditなんかでも相当バズってる模様。)

紹介に入る前にいくつか前置き。

僕はインターネットが好きです。インターネットは情報を繋げ、世界を繋げ、人を繋げてくれる素晴らしい技術だと思っており、そんな技術がこれからさらなる進化を遂げ、どのようなインパクトを社会に与えるのかに非常に興味があります。

そんなインターネットの最近の大きな流れに、"Personalization(個別化)"というのがあります。
これはつまりGoogleで言えば、その人に最適な検索結果を出すことであり、Youtubeで言えばその人の好みに合った動画をサジェストしてくれることであり、Facebookであればその人が仲の良い人の情報を優先的に表示してくれること。

いつの時代にも処理しきれない情報に悩まされる私たちにとってようやく技術的に可能になった手法であり、長らく待ちわびた手法でもあります。(そして、それをやる側はそうすることによってクリック率や滞在時間が上がり、よりビジネスとしての価値が高まる)

そんな”Personalization”の弊害について警鐘を鳴らしているのが今回のTED動画です。(残念ながら日本語字幕がないので動画下にて要約しました。)スピーカーは『The Filter Bubble: What the Internet Is Hiding from You』を出版したEli Pariser(@elipariser )。



・(Facebookファウンダー)Mark Zuckerburgは『あるユーザーにとってはアフリカで人が死んだことより家の玄関でリスが死にかけていることの方がもっと関心をひく事件だということはあり得る。』とあるインタビューで答えた。そのような思想に則った今日のインターネットとはどのようなものだろうか。

・(その前に)そのようなサービス以前のインターネットは、まさしく世界との繋がりを感じる場であったし、民主主義や社会にとって素晴らしいものであると思っていた。

・しかし、そのような情報の流れはいつの間にか変わってしまっている。

・その変化に気づいておかないと、それはきっと問題になる。

・(私が)そのことに最初に気づいたのはFacebookを見ていたとき。(私は)政治的にはとても進歩的な意見を好む。でもだからといって保守的な人を避けてきたわけではなかった。彼らの意見を聞くのも非常に好きだったし、彼らが(Facebookに)投稿するリンク(情報)も好きだった。とても勉強になるしね。

・だからあることに気づいたときとても驚いたんだ。(私の)Facebookフィードに保守的な友人の投稿が流れなくなっていた。

・真相は次のようなもの。Facebookは私がどのリンクをよくクリックするかを見ていて、そして気づいた。”このユーザーは保守的な友人よりも進歩的な友人の投稿するリンクをよくクリックする”、と。そしてFacebookは私に相談することなく、保守的な友人による投稿が表示されないようにした。

・そして、このようなことをやっているのはFacebookだけではない。Google, Yahoo News, New York Timesなどはみな表示させる検索結果、ニュースの順番をそのユーザーの好みに合わせ、カスタマイズしている。この世の誰に大しても同じ検索結果を表示させるGoogleはもはや存在しない。

・この結果として、インターネットは急速に”あなたが見たいだろう”とインターネットが考えるものをあなたに見せるようになっており、そしてそれは必ずしも”あなたが見なければならない”ものではない。

・このような”Personalization”の技術に取り囲まれて生活するようになると、あなたは正に私が”Filter Bubble”と呼ぶものに囲まれることになる。

・”Filter Bubble”の形はそれぞれのユーザーによって異なっており、その決定権はあなたにはない。そしてより重要なことはそれがどんな情報をはじき出しているのかあなたにはわからない。

・私たちは皆(アフガニスタンに興味がある)勤勉な自己と(Justine Bieberが好きな)怠惰な自己を内面に抱えており、普段からそのバランスをうまくとりながら生活しているが、この”Filter Bubble”はそのようなバランスをあなたがいつも最初にクリックするのはJustine Bieberだから、と崩そうとしてくる。そして、気づいたときにゴシップや音楽ばかりに囲まれ、バランスのよい情報収集ができなくなってしまう。

・インターネットは情報を過去に存在した統制から開放し、自由にしたにも関わらず、近年のインターネットは新たに強力なアルゴリズムという技術が情報を統制し始めている。そして、そのアルゴリズムに過去の情報統制にあったように倫理はない。

・だからこそ私たちはこれからインターネットを使うに当たっては、関連性だけでなく、重要度や難易度の高いものや異なる見方を与えてくれるものを見せてくれているかを確認しなければならない。

・過去、戦時期の情報統制からジャーナリズムがそのような倫理を手に入れたように、これからそのアルゴリズムにもそのような倫理をプログラムしていかなければならない。

・これからのインターネットはしっかりとした倫理やルールやフィルターについての透明性、そしてユーザーへの選択権を与えるものでならない。

・なぜなら、インターネットは新しいアイデアや人々、異なる見方を世界と繋ぐものであってほしいから。

---

個人的には前半部分は、おぼろげながら考えていたりしたことを見事に表現されていて、これこれ!という感じたのですが、後半部分は非常に高度でなるほどと頷きっぱなしでした。

ちなみに、後半部分の指摘は既に具体的なアクションが起こってきており、Oxford Universityなどはコンピューター・サイエンスと哲学を組み合わせたコースなどを既に組み始めています。
Oxford to Offer Joint Computer Science and Philosophy Degree - Here's How to Play Along at Home

これからのインターネットがどのようなものになるか楽しみつつ、利用者としてもしっかりと考えを持っておきたいところ。

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15 May, 2011

スマートフォンは消費者をより”smart”にする



GoogleMobileAdsチャンネルにあった、『The Mobile Movement: Understanding Smartphone Consumers』が非常に興味深かったのでご紹介。

2015年には携帯市場の過半数を占めるようになると予測されているスマートフォンですが(『スマートフォン、2015年度にはケータイの過半数に : J-CASTニュース』)、ドコモのCMのようにまさしく”相棒”として消費者の行動を大きく変えているようです。



以下、いくつかこれは!と感じた情報をメモ。

・スマートフォンはより適切なマーケティングを可能にする
<利用機能>
・スマートフォンユーザーの
81%はインターネットを使い、
77%は検索エンジンを使い、
48%を動画を視聴し、
63%はソーシャルメディアにアクセスする。
<利用シーン>
・スマートフォンユーザーのそれぞれ
70%はショッピング中にも
39%はトイレの中でも、
33%はTVを見ながら、
22%は新聞を見ながら、
使っている。
<ショッピングにおけるスマートフォン利用>
・79%がスマートフォンを活用しており、
54%:お店を見つけるために
49%;価格を比較するために
48%:クーポンを手に入れるために
44%:レビューや商品情報を知るために
34%:お店の在庫状況を知るために
となっている。実に
74%がスマートフォンで得た情報をもとに購買を行っている。
<利用目的>
スマートフォンを使う目的として、
95%は近場での情報を得るためと答えており、
88%はその日のうちに行動に移している
<モバイル広告>
42%はモバイル広告をクリックし、35%がサイトに訪れる
49%は購買する


いつものごとく他にも面白い情報はありましたので、詳細は動画を見ていただけると:)
スマートフォンでこれからさらにどんなことができるようになるのか楽しみです。



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14 May, 2011

シェアハウスに住むことの3つのメリット





たまにはちょっとプライベートな話題を。
2月からソーシャルアパートメント菊名というシェア住居に住んでいるのですが、昨日先輩、宮本さん(@mMasanao)が運営されている「やかまし東京シェアハウス」にお邪魔し、シェアハウスってやっぱり素晴らしい!と思ったのでシェアハウスのよいところをまとめてみました。

1. 面白い人が集まる

僕の住んでる「SA(ソーシャルアパートメント)菊名」も「やかまし東京シェアハウス」も面白い方がたくさんいらっしゃり、本当に話していて多くの刺激を受けます。
昨日は、Twitter上でずっと会いたいなぁと思っていた、シンガポールで日本のポップカルチャーを広めるお仕事をされている「やかまし東京シェアハウス」元住人の小野さん(@hal_ono)とお話ししたのですが、SA菊名にもフリーの翻訳者さん(@transcreative)やNPO法人ETICの方、起業家さんなど様々な分野の方が住まれています。

2. 帰ったらたくさん人がいる

これは特に震災のときに感じたのですが、帰ったら誰かがいるという安心感はとってもいいなと思いました。疲れて帰っても、共有スペースでいろんな人と話すだけでリラックスできたり、元気がもらえたりします。

3. いろいろできるスペースがある

シェアハウス自体のメリットとしてやはり人が一緒に住んでも快適なだけのスペースがあるので家でイベントを開催したりすることができるのは有意義だと思います。昨日、「やかまし東京シェアハウス」を訪問したのも「手作りレストラン」というイベントでしたし、僕も自分のスタンフォードでの体験をシェアしたりする機会をつくったりしました。



個人的には空いている部屋を提供するマッチングする『Airbnb』やバックパッカーにソファーを提供するマッチングする『CouchSurfing
などのwebサービスを活用してよりランダムな外部との交流の入り口ができたりするとさらに面白くなるのではないかと思うのですが、
現状でも非常に面白いので、これから家を探される際には是非検討してみることをアツくオススメします!:)





もし、ソーシャルアパートメント菊名に興味がある方いれば、是非お気軽にご連絡ください!:D
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