20 October, 2010

flavors.meに見る近未来的就職活動

Flavors.meというサービスをご存知でしょうか。

f:id:nike1125:20101019191508j:image


ざっくりいうと様々なオンライン・アクティビティーを一元化できるプロフィール・サービス。

《参考》

「Flavors.me:利用中の各種オンラインサービスの情報を、簡単にまとめて一覧表示」

「カッコいいオンラインプロフィールがサクっと作れる「Flavors.me」 : ライフハッカー[日本版]」



このサービスを使っている人のうち、海外の学生をものを探してみたところ、こんな感じで、個人のセンスで自由にデザインしつつtwitterやblog、flickr等の同期以外にも

f:id:nike1125:20101019191015j:image

LinkedInとか

f:id:nike1125:20101019191016j:image

VisualCV のような履歴書を一緒に載せていて、さらに、こういうポジションやインダストリーで働きたいということを明確にしている人が多く、なんだか日本の就職活動との違いをすごく感じました。

日本の就職活動といったらなんというかこういう感じで企業について知りながら、その適性について己と検証するイメージ。

f:id:nike1125:20101019185513j:image

もちろん日本の就職活動においては、大学で何をしてきたかというのは海外ほど求められないのでしょうがない面もありますが(彼らの経歴を見る限り1年の夏からインターンなんてザラ)、なんというか「やりたいことをやるんだ。選びとってやる。」という海外の学生と「やりたいことはわからないけど、選ばれてみせる。」という日本の学生の就職活動に対する姿勢が対比的に現れているように思います。

webツールの増加によって可能になったスタイルではありますが、就職氷河期という時代には、前者の方が適合的だと思います。こういう形の就活の方が適性や方向性の不一致は少なそうだし。

日本の就職活動も学生が「選ばれる」という受動的な態度ではなく、「選びとる」という能動的な就職活動になることを願う限り。
\