10 November, 2011

これから世界を変えていく16のテック・スタートアップ





Business Insiderにスタートアップに関する特集があったので、そこから個人的に知らなかった、面白い事業を行なっているスタートアップをご紹介。

1. Codecademy



Javascriptをゲーミフィケーションの要素を用いながら楽しく学べるようにしているNY発のスタートアップ。先日、250万ドルを資金調達。


2. Kaggle



KaggleはPhDレベルの科学者のためのネットワーク。AIDsから宇宙の解明まで様々な分野の問題に専門を超えたコラボレーションを可能にするプラットフォーム。1,100万ドルを資金調達。


3. Skillshare



SkillshareはNYU出身のMichael Karnjanaprokornらが始めた誰もが教えあい、また学びあうことを目指したサービス。
Union Square Venturesなどから370万ドルを調達。

詳しくはgreenzの記事などをどうぞ。
これぞ、”学び2.0″!「教える」と「学ぶ」をつなぐオンラインプラットフォーム「Skillshare」 | greenz.jp グリーンズ


4. Sphero



SpheroはY-combinatorと並んで、シードアクセラレターのプログラムとして有名なTechStars出身のスタートアップ。
スマートフォンで操作できるボールを開発。福祉や軍事面での応用を視野に入れているとのこと。




5. Dwolla



PayPalやSquareの競合に当たるものの、急成長を遂げているモバイルペイメントサービスがDwolla。大きな違いはPayPal、Squareともに共通して必要なクレジットカードすら必要なく、銀行口座からの直接支払いが可能なこと。オンラインショッピング、Facebookの友人への送金、店頭での購入などでの利用が可能。クレジットカードを介さないゆえの低い手数料も強み。

先に100万ドルを調達し、現在新たな資金調達を行なっている段階。


6. ZocDoc



これまでに9500万ドルの資金調達に成功しているのがZocDoc。
病院のオンライン予約を行えるサービスでNYの25歳以下のほとんどはこのサービスを使って予約をしているとか。
NYで今最もアツいスタートアップとも。


7. Simple



Simpleは銀行口座の一括管理を行えるサービス。銀行口座の行き来に伴う手数料の発生などを解消しており、これまでに1300万ドルの資金を調達してきています。


8. TaskRabbit



労働市場の効率化の観点から注目されているスタートアップが、TaskRabbit。突発的で早急な仕事に対するマッチングを行うサービスで10代のベビーシッターが空いている時間の小遣い稼ぎなどに利用しているとか。

先日、500万ドルを調達。


9. H.BLOOM



H.BLOOMはホテルやアパートへの花の定期宅配サービス。
これまでに800万ドルを調達したこのスタートアップは枯れてしまう花だからこそ成り立っているといえます。
一般の人ももちろん利用可とのこと。


10. Boundless Learning



Boundless Learningはウェブ上のフリーコンテンツから教科書を作ろうというクラウドソーシングサービス。
こちらのボストン発のスタートアップは170万ドルを調達しているとのこと。


11. MoviePass



MoviePassは新しい映画の楽しみ方を提供するサービス。
作品ベースではなく、シアターの全ての作品を見れるチケットを販売しています。


12. JOOR



JOORはデザイナーの製品の卸売販売を可能にするプラットフォーム。
現在はファッションのみを扱っていますが、今後範囲の拡大も視野に入れているとか。

225万ドルの資金を調達しています。


13. Singly



Singlyは様々なプラットフォームに散らばった個人の情報を統合し、蓄積するサービス。
現在はディベロッパーのみの公開となっていますが、まもなくパブリックになるとか。

これまでに200万ドルを調達しています。


14. MakerBot



MakerBotは3Dプリンティングのサービスを開発しているスタートアップ。
以下のようなものが可能になっています。




15. Roundtable



Roundtableはグループブロギングという新しいブログの形を切り開くサービス。
特定のトピックについてブログ形式でより双方向の対話が行われており、3つのディスカッションで10,000のUUを生むほどの勢いを見せています。


16. Greplin



パーソナル検索の分野を切り開いているのがGreplin。メールアカウントやソーシャルメディアのプロフィールを登録することで、よりその個人に関連のある内容が表示される検索を実現しています。

Greplinは500万ドルの資金を調達しています。

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調達額が懸賞金みたいでONE PIECEを見てるみたいで楽しいですねー。
KaggleやDwolla、ZocDoc、Roundtableなど面白いスタートアップがたくさん出てきてますねー。

日本からもこんな記事が書けるくらいいろんなスタートアップが出てくることを期待。


【参考】
20 Innovative Startups

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