政治とネットについて面白い資料を発見したので、感じたことと共にシェア。
ソースは、『Cool Gov 2.0 sites you don’t know about』
記事中では、アメリカにおける最先端の"government2.0"の取り組み事例を紹介されています。
”government2.0”とは、web2.0の提唱者でもあるティム・オライリーが提唱した言葉でソーシャル・メディアやWeb 2.0のメリットを政府が活用し、政治の透明性や国民の政治参加、また官民の協業を促進させよう、という概念のこと。
アメリカでは特にオバマ大統領の就任以後、特に勢いが増しているように思いますが、本記事で紹介されていたものからいくつか気になったものをば。
『Apps.DC.gov』
政府あるいはディベロッパーが開発したワシントンDCでの利用に特化したアプリが購入できるサイト。例として、ワシントンDCにおける駐車場情報、犯罪率情報に関するアプリなど。
地方自治体が先導しているというのがすごい。
地方自治体が先導しているというのがすごい。
twitterを利用している議員のつぶやき等が一覧できるサイト。
こちらは議員のアップロードしたビデオや写真も閲覧可能。
『OpenCongress』
上院、下院で議題にあがっている法案の内容や上下院の各議員のそれぞれの議題に対する投票記録を閲覧可能。NPO団体が運営するオープンソース型のサイトとのこと。情報量の多さに驚き。
googleテレビなんかだとこういうサイトを見ながら国会中継を見る、
みたいなことができるようになるんでしょうねー。
翻って日本
日本では未だにネット選挙が解禁されていませんが、多くのtwitter議員や、鳩山前総理が推進されていた『ハトミミ』(現在は『国民の声』??)、事業仕分けのネット中継など政治とネットの距離は確実に縮まっているように思います。より政治を透明化し、身近にするためにもアメリカの事例を元にした取り組みが進んでいってほしいところ。