引き続き、ESIのプログラムレポートです。
本日は、Social Entrepreneurship in the Bay Aというプログラムに参加しているStanfordの学生とともに社会変革のための方法論を学ぶワークショップに参加しました。
スピーカーはTransformative Actionの普及に務めているScott Sharman氏。
ワークショップは、「世界を変える方法論」、「クリエイティビティを高める方法」、「幸運をつかむために必要なこと」の3部構成で5時間に渡るものだったのですが(めちゃめちゃ面白かった!)、本記事では第一部、「世界を変える方法論」の内容をアウトプットしておきたいと思います。
社会変革のために必要なものは下図の3つ。
1. 不正を暴く
ミルグラム実験で明らかになっているように、私たちは権威に従ってしまうことが多いものです。しかし、権威がいつも正しいということは当然のことながらなく、もし間違ったことを行っているのであればそれを正すべく主張するべきであり、それによって問題があきらかになり、他者を惹きつけることにつながるのです。
2. 合気道を社会のために活用する
競争は基本的にゼロサム・ゲームであり、勝ったとしても取り分は限られることになります。合気道のように相手の力を利用することでより多くのものを得ることができるはずであり、競争に勝つことではなく、双方が共有できるビジョンを作ることに時間を使うべきです。
3. 建設的な解決策を提案する
2.にも関連しますが、その達成のために必要なものは関係者全員とwin-winでつながることができるイノベーティブな解決策を作る必要があります。ひとつの方法としては全員が同意できる点を始点にする(same boat)、という方法があります。(そのためにはクリエイティビティが重要、というところから第2部「クリエイティビティを高める方法」に繋がっていきました。)
Scott Sharman氏の授業をYoutubeで発見したので最後に貼りつけ。
興味がありましたら是非、観てみてください。非常にEnergeticで面白い方でした。