07 October, 2011

Facebookを使ってコアファンをつくる9つの戦略





Social Media Examinerに非常に気になる記事が掲載されていたのでご紹介。
エンゲージメントの高まった状態、スーパーファン(コアファン)を作るための戦略が9つ紹介されていました。(エンゲージメント毎のユーザーのあり方については以下参照)



もちろん、コアファンというものは一朝一夕でできるものではないため、長期的な取り組みが必要ですが、非常に参考になる情報だと思います。

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#1 人間味を見せる

ブランドとファンという立ち位置から離れ、違う一面を見せることでファンはより親近感をもつことができます。

元Appleのエバンジェリストで現在はVC、著者として活躍するGuy Kawasaki氏は自身の書籍のページでそれを実行しています。
彼は、定期的にプライベートな投稿を行っており、ファンに違う一面を見せながらコミュニケーションをとっています。



#2 良質なコンテンツを提供する

ページに投稿するコンテンツというのは、ためになるものであったり、面白いものであったり、元気になるようなものであればあるほど、見てくれるものです。

どのようなコンテンツにファンが興味をもつのか動画、写真、テキストなど様々な投稿を行い、チェックすることが重要です。

一例として、iPhone Life Magazine はユーザーからのフィードバックが多い、コメント付きの写真を中心に投稿しています。



#3 対話を行う

質問や問いかけなど、ファンの声を聞けるような投稿を心がけましょう。ファンは機会があれば話してくれるのであり、そこから多くのことを学ぶことができます。そして、ファンからの投稿には積極的に返答をしましょう。

# 4 行動を促す

何らかの行動をしてもらうことは潜在的なファンをコアファンにする最良の方法です。
価値のある投稿を行い、その中でクリックや視聴などの小さな行動を促していくことで関係性を作ることができ、
メールマガジンへの登録などよりハードルの大きな行動へのステップとすることができます。

Zapposの投稿などが参考になります。



#5 口コミしやすくする

人はブランドよりも友人の意見を信頼するという調査がなされています。その力を活かすためには、ファンにいかに口コミをしてもらうかというのは非常に重要です。

その一つの方法は、コンテストを実施することであり、ブランド向けのFacebookアプリなどを提供するWildfireのコンテストアプリは友人の招待がしやすくなってたりします。



#6 ファンとファンとの対話を促す

ファンのFacebookにおける体験を向上させる方法の1つは、ファン同士の対話を促進させること。これを達成する一つの方法は、「ファンにスポットライト」を当てることです。
一例として、Social Media Examinerは“fan of the week”という投稿を定期的に行なっているのだとか。



#7 Facebookページを上手くブランディングに利用する

Facebookページにおけるブランディングには、自社サイトと同じような見せ方をする場合(ファンにとって親近感を抱きやすくなる)と全く異なるような形にする場合(ファンに特別な感覚を抱かせることができる)という2つのケースがありえます。
Facebookがどのような位置づけなのかを明確にすることが重要です。

#8 Facebookでマーケティングを行う目的を明確にする

Facebookを使う際の最初のステップでもありますが、どのような目的をもってFacebookを使うのかは明確である必要があります。
最新のランニングシューズを販売しているローカルな小売店舗の場合を考えてみると、”ランニングに関する話を活発に行い、情報交換をするコミュニティをつくること”というのがFacebookにおける目的として考えられます。

#9 進展をモニターし、評価する

ソーシャルメディアにおける取り組みを評価し、改善していくためにもKPI(Key Perfomance Indicator)をしっかりと設定することが重要です。

その設定にあたっては、次の3つの質問について考えることが有益です。
1. 何を達成したいのか?
2. (Facebookにおける)成功とは何か?その指標となるのは何か?
3. どのくらいの頻度で進展を評価するか?

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#8や#9など基本的なこともかなり書かれていましたが、#1〜#6のような実践的なものもあり、個人的にも勉強になりました。(特に#6はうまい)

是非是非参考にしてみてくださいー。(ちなみに元記事にはもう少し詳しい内容もありますので気になる方はそちらも是非。)

【参考】
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※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!
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