06 July, 2011
2011年、人々はどれだけのデータを作り出しているのか。
先日書いた『Facebook founder, Mark Zuckerburgの語る未来:"Naturally Social"』の中で、Zuckerburgが紹介していたFacebookにおいて、2年ごとに共有される情報量は倍増しているという『ムーアの法則』というものがありました。
それに関連するところで『Mashable!』に、そのデータはどれほどのものなのかを示したインフォグラフィックがあったので、そちらを軽くご紹介。
■世界における情報量
2年ごとに2倍に増加しており、2011に作られたデータ(複製された物も含む)は1.8ゼッタバイトに及ぶ。(ゼッタは10の21乗)
■1.8ゼッタバイトの容量を例えるなら..
Twitterでアメリカの全国民が1分間に3回(1日で4,320回)、
26,976年休みなくつぶやき続けなければならないほどの情報量である。
もしくは、120分のHD映画2,000億本にも相当する。
これを1人で全て見ようとすると4700万年かかる。
■1.8ゼッタバイトを保存するには..
32GBのiPadが575億個必要になる。
そして、このiPadを積み上げるとその高さは富士山の高さの25倍に達する。
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2011年時点での情報量ですら凄まじいというのに、『5年後には今の32倍の情報が共有され、10年後には1,000倍の情報が共有される』というMark Zuckerburgの予測が今後も続くのであれば、ホントこれからの世の中がどうなってるのか全く想像もつきません。
ただひとつ確実なのは、どのようにそんな莫大な情報の中から有益な情報を見つけるか、は今後さらに課題になるということ。
その有益さの定義には、リンクの量が多いもの、人の質の高いものや興味・関心の近いもの、(位置情報など)タイムリーなものなどといった切り口がこれまでに試されており、GoogleのようなアプローチからTwitter、QuoraやGoogle+、Wondershakeと様々なプレイヤーがそれぞれの手法を提示してきています。
まだまだこの探求には新たな切り口があるはず。どんなアプローチがこれから発展していくのか、現れるのか楽しみです。
【参考】
『How Much Data Will Humans Create & Store This Year? [INFOGRAPHIC]』
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※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!