28 July, 2011

ソーシャルリクルーティングの実情





ソーシャルメディアを活用した採用活動、ソーシャルリクルーティングが日本にも動きとして活発化しつつあるように感じます。
全ての業界に適用できるわけではないと思いますが、紙の履歴書を書かせるよりはるかに合理的なので個人的にはよいことなのではないかと思っているのですが、そんなソーシャルリクルーティングに関して、アメリカの現状をまとめたインフォグラフィックが『ReadWriteWeb』にあったのでご紹介。


■採用・就職ツールとしてのソーシャルメディア



採用側:
89%のアメリカ企業が利用に意欲的。
2010年から実に83%上昇。

求職者側:
82%がソーシャルメディアを利用。
1440万人が彼らの直近の仕事を探すためにソーシャルネットワークを活用。


■ソーシャルリクルーティングの意義と実績



64%の企業がソーシャルメディアを通じて、人材を獲得することに成功。
55%の企業がソーシャルリクルーティングの予算増加を検討。
リファラル(身分照会)がしやすいことが最も大きなメリット


■ソーシャルリクルーティングに利用するプラットフォーム



・企業側が利用しているプラットフォーム(数字は図より推定)
LinkedIn:85%
Facebook:55%
Twitter:50%

64%は2つ以上のプラットフォームを併用。

・求職者が利用しているプラットフォーム(数字は図より推定)
LinkedIn;35%
Facebook:78%
Twitter:40%

---

思いの外、求職者によるLinkedIn利用が少ないことに驚きました。
リクルーターがLinkedIn上には多くいることが知られていないのか、はたまたデジタルデバイドの問題でしょうか。

ただ、昨日ニュースであったようなLinkedInから応募ができるプラグイン"Apply with LinkedIn"のような形で採用活動の中にソーシャルメディアがより見えやすい形で組み込まれていければ、求職者側の行動も変わるのではないかとも思います。



日本でもFacebookを使った採用活動/就職活動が広がりを見せていますし、今後の展開に期待したいところです:)


【参考】
Led by LinkedIn, Social Recruiting Continues to Grow [Infographic]



※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!
\