18 August, 2011

ソーシャルメディアマーケティングに関わる上で知っておきたい23の数字と6つの事例





Mashable!に掲載されていたソーシャルメディアマーケティングに関するインフォグラフィックが勉強材料として非常に秀逸だったので、日本語でご紹介。

Facebook, Twitter, Youtube, 位置情報サービスのそれぞれについて気になる数字及びソーシャルメディアを活用し、成功を収めたキャンペーン事例6つがまとまっています。

■Facebook

1. Facebookの総ユーザー数:7億5,000万人

2. ソーシャル・ネットワークのユーザーのうち、Facebookを使っている人の割合:92%

3. 毎日Facebookを使っているユーザーの割合:52%

4. 2011年上半期中のFacebook広告単価の上昇率:70%

5. Facebookをマーケティング目的で活用している小規模ビジネスの比率:70%(Googleは66%)

6. Facebookページのファンのみが購入できる商品があった場合に購入すると回答した割合:11%

7. Eventbrite(イベント情報掲載やチケット販売をできるサービス)の売上は、1いいね!毎に1.34ドル上昇(ツイートでは80セント)

8. Facebookで一日にシェアされるものの総数(近況、画像、動画、リンクなど)は40億に上る

■Twitter

9. コカ・コーラはトレンド欄に掲載できる広告によって8,650万のインプレッションを獲得

10. スーパーボウルに際して行われた"Go Granny"というプロモーションツイートは2,000万のインプレッションを獲得

11. アメリカン航空が実施した”Tweet to win 30K Miles”というキャンペーンは18,000のクリックを獲得

12. 2011年6月、IBMが実施したLotusphere会議におけるハッシュタグ、#LS11を含んだツイートは35,000に上った

■Youtube

13. Old Spiceの動画は1週間で2,200万回視聴された

14. T-Mobileの”Royal Wedding”の動画はこれまでに700万回視聴された

15. Evianの”Roller Skating Babies”の動画は2年間で6,500万回視聴された

16. Youtubeのブランドパートナーは10,000に上る

17. ”Will it Blend?”のiPadをターゲットとした動画は4ヶ月で1,200 万回視聴された

■位置情報サービス

18. マクドナルドが行ったチェックインしたユーザーにランダムに5ドルあるいは10ドルのギフトカードをプレゼントする1日限定のキャンペーンは、チェックイン数を33%増加させた

19. NYのステーキハウス、”Angelo & Maxie's Steakhouse”は45日間で400のチェックインがあった

20. ドイツで実施されたチェックインすることでドッグフードが飛び出す路上広告には1日で118のチェックインがあった

21. ”Buffalo Wild Wing”による位置情報サービス、SCVNGRを活用した3ヶ月に渡るキャンペーンには184,000人が参加した

22. Foursquareを活用している店舗は500,000に上る

23. 2010年のFoursquare上における総チェックイン数は381,576,305に上る



■大成功を収めた6つのソーシャルメディアキャンペーン

1. Old Spice "The Man Your Man Could Smell Like"



・Facebookページファン:↑60%(1ヶ月間での数字)
・Twitterフォロワー:↑2700
・Youtubeチャネル登録者:150,000人に増加

2. Ketty Perry Purr



Facebookページ上でKaty Perryのコンサートに参加し、彼女と直接対面できるキャンペーンを実施。キャンページ実施期間は5週間。

・Facebookページファン:↑400%
・応募者:10,000人

3. EA Game Bulletstorm



新しく販売されるゲームの認知を高めるべく、Facebookアプリとスヌープ・ドッグのコンサートチケットが当たるキャンペーンを実施。

・Facebookページファン:↑18,500人(Facebookページにおける投稿には平均659のいいね!と131のコメントがついた)
・Bullestormのコンテンツ及びデモ動画の総視聴数:695,000回

4. Under Armour



大学生を対象に140文字以内のカバーレターと履歴書を送ることで応募できるインターンシップを4週間にわたって募集。

・Facebookページファン:↑130%
・アクティブユーザー:↑25%
・ニュースフィードインプレッション:↑45%

5. Free the children



カナダの非営利団体、Free the childrenが毎年開催しているイベントに合わせ、Facebookページ「We Day」を開設。ページのファンが1人増える毎に1ドルを寄付するというキャンペーンを実施。

・Facebookページファン:0→500,000 (4ヶ月で)
・カナダ中の13-25歳のうちの1/8がFacebookのページのファンに
・寄付額:500,000ドル

6. Nie Widener Bohren



穴を開けることなく、壁に接着できる商品のサンプルをページのファンになることでもらうことができるキャンペーンを実施。

・サンプル獲得者:5,000人
・ウォール投稿:800件(3ヶ月)

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Facebook広告の単価が2011年上半期だけで70%も増加しているというのはかなり驚きの数字。また、Eventbriteの数字はどのように算出されたのかも気になるところです。また、Twitterのトレンドトピックへの掲載というのもかなりの数字を叩き出すものですねー。

事例については、あまり真新しいものはありませんでしたが、比較的容易そうなものばかりなので、日本でもどんどん行われていってほしいものです。

出典元のインフォグラフィックは以下より御覧ください。
【参考】
Social Media Marketing By the Numbers [INFOGRAPHIC]



※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!
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