08 August, 2011
オープンで使いやすい素敵なソーシャルリーディングサービス『ブクペ』に今後期待したい3つのこと。
『ブクペ』というサービスをご存知でしょうか。
『ブクペ』は本の要点まとめが集まっているサービスで、読書をより効率的にすることを目的として作られました。
読書の前にブクペをチェックしてその本を要点をつかむことで効率的な読書ができたり、買う前に気になっている本をにどんなことが書いてあるのかを確認したり、またまとめを書くことによってその本の内容をより深く理解させることができます。
先日、月曜朝に実施している『スタートアップモーニング』に、ブクペを運営されている鳥羽さん(@hisashi_toba)にお越しいただき、いろいろお話を伺ったのですが、個人的にはデザインもシンプルでわかりやすく(ウェブもiPhoneアプリも)、またユーザー登録なども必要なく非常にスムーズに使え、さらにTwitterだけでなく、Facebook、はてなのようなソーシャルサービスを積極的に活用しているという点で非常に好感をもっているサービスです。
そんな『ブクペ』に期待したいなぁと思っていることを勝手に考えてみました。
1. より多面的な評価軸の提示
現在の『ブクペ』はTwitterやFacebook、はてなにおけるそれぞれの人気度からランキングを作っているのですが、これはかなり偏ったランキングだなぁと思っています。
ソーシャル上でウケる本とそれぞれの人が面白い本というのは必ずしも一致しないと思うので。
それぞれのまとめを書いた人のオススメだったりがわかるとその人が自分に合ってるのかなどがわかってそれこそ本の目利きとしての関係性が構築できるのではないかと。
2. もっと短いバージョンがあってもいいかも
ブクペの利用シーンは上に書いたように、効率的な読書だったり、購入前の様子見だったり、頭の整理だったりすると思うんですが、それぞれで必要なまとめの量というのは違うのではないかと思ったりします。
例えば、頭を整理する場合に必要なのは、会話量と同じくらいで(おそらく大抵のケースで)2,000字必要ないのではないでしょうか。また、本のエッセンスを究極まで絞って抽出することで同じことを言っている本ばかりを買っていることに気づくかもしれません。
3. ブクペリーダー
その本について包括的に言及しているまとめ情報を本を読みながらではなく、本を読む中でこそ、読みたい。(各章の最初に出てくるとか。まとめで言及されている部分が赤字で表示されるとか。)
このあたりの実装はまだまだ先のことではないかと思いますが、出版社さんと協業できるような仕組みが一刻も早くできることを期待!
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ということでつらつらと勝手に書きましたが、電車の中でiPhoneから読みたかったけど、読めてなかった本のまとめを読んだりして勉強したりしているので是非今後とも応援していきたいと思っています。
是非、みなさまも使ってみてくださいませ!:)
(鳥羽さんはこのサービスを作られた際、本田直之さんの書籍『レバレッジ・リーディング』で紹介されていたレバレッジメモにインスパイアされたとおっしゃっていたのでコラボレーションできたりしたら面白いと思うのですが。)
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