20 May, 2011
ソーシャルメディア×リアルなキャンペーン3+1事例
ソーシャルメディアの活用事例をここ数日調べており、リアルなイベントと結びつけた面白い事例も引っかかったのでご紹介。
こういうのがもっと増えていくとソーシャルメディアがより社会に浸透して面白いことがばんばん起こるようになるんじゃないかと思ったり!日本でも事例が増えていくことを期待。
1. 『Nike × Livestrong』
自転車競技におけるレジェンド、ランス・アームストロングは、自身の癌との闘病生活をきっかけに癌(ガン)患者のケア・サポートを行財団Livestrongを立ち上げました。
そんなLivestrongがNikeと組んで行ったキャンペーンは、TwitterやSMSから集めた癌患者に対するメッセージをツールド・フランスのレースロード上にペイントするというものでした。メッセージは合計36,000件も集まり、メッセージ投稿者にはGPSつきで自身のメッセージがペイントされた写真が届けられました。
2. 『Check In, Snack Out』
ドイツのペットフードメーカー、「GranataPet」は、自身のブランドの看板とFoursquareを連動させ、そこでCheck-inすることでドッグフードのサンプルが出てくる企画を展開。何百という飼い主とその犬がその看板を訪れ、Check-inしただけでなく、その情報はFacebookやTwitterなどにも拡散していったとか。
3. 『Wembley 360 project』
5/14のManchester City対Stoke City戦をウィンブリー・スタジアムで観戦していたファンを
360度のパノラマ写真にタグ付けしていくプロジェクト。
5/17時点で17,300人以上が自身あるいは知人をタグづけしています。
『HOME | wembleystadium.com』
+1. 『Coca Cola Villege』
超有名な事例ですが、やはりこれはご紹介したい!ということでもう1つ。
イスラエルのCoca Colaが行った10代の若者向けに行った3日間サマーキャンプ、「Coca Cola Village」はFacebookと連動し、参加者それぞれにFacebookデータの入力されたリストバンドを通じて直接「いいね!」をFacebookに投稿できる仕組みをつくりました。ゲームやプールなどのアトラクションにあふれたCoca Cola Villageは結果的に35,000以上のいいね!を650人の参加者から獲得しました。まさに、ネットとリアルおうまく結びつけた好例という感じ。
【参考】
『360-Degree Wembley Stadium Panorama Gets Thousands of Facebook Tags』
『German Billboard Dispenses Dog Food When You Check in on Foursquare [VIDE』
(調査にあたっては、インターン生、@little_shotaroにもご協力いただきました!感謝!!)
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※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!