Tweet
このブログでは、これからの社会のあり方について考えていること、面白い動きなどについて書いているのですが、いろいろな方々と話をさせていただいたり、書籍を読む中で感じている、これからの社会のあり方、新しい社会での生き方を作る3つの流れについて書いてみます。
1. ソーシャルウェブが一般化する社会
先日のエントリー『Facebookをマーケティングで使う上で知っておくべき18のこと』でもありましたが、今現在のインターネットは情報を検索するため(Google)から人と繋がるため(Facebook, Twitter)に使われるようになってきています。
そして、FacebookやTwitterのようないわゆるソーシャルウェブの台頭によって、『ツイッターノミクス』で紹介されていたウッフィーのように信用・信頼を形成することができるようになってきており、それは津田大介氏が言うような「正直者がバカを見ない」ような社会を作っていくと思われます。
※『ツイッターノミクス』については以下の記事などが参考になります。
「ツイッターノミクス」の著者タラ・ハントさんと津田大介さんのトークイベントに参加して【三橋ゆか里】 : TechWave
2. 『Consume』型社会から『Share』型社会へ
これまでの大量消費社会が経済の停滞とともに、成り立たなくなるにつれ、新たな概念が生まれ、社会に浸透してきているように思います。
特に、昨年のベストセラー、『シェア』で紹介されていたコラボ的ライブスタイルという概念が近年急速に社会に定着してきている印象。
事実、カーシェリングの事業を行っている〜も先日、NASDAQに上場(IPO)を果たしましたし、(→『いま話題のサービス、カーシェアリングの大手ジップカーZipCarがIPO - Market Hack(外国株ひろば Version 2.0) - ライブドアブログ』)旅行者とフリースペースのマッチングサイト、Airbnbも14ヶ月で1,000%という爆発的な成長を達成しています。(→Silicon Valley Lifelog: 14ヵ月で1000%成長したAirbnbのさらなる可能性 - eBay for spaces)
※『Share』については以下の記事などをどうぞ。
あなたは『コラボ消費』という新しい価値観を説明できますか
3. ノマド社会
上記、2つ(オンライン上で人とつながり、情報や物の共有を積極的に行う)のトレンドが個のエンパワーメントを行い、組織や国家といった旧来型の概念に囚われないノマドと言われる人々が生まれてきます。
フランスにおいて歴代大統領のブレーンを務めたジャック・アタリもこれからはノマドの時代であると考えており、中でも、「超ノマド」といわれる人々(超ノマド = クリエイター階級 = 中心都市の栄枯盛衰に最も敏感なエリートビジネスマン、学者、芸術家、芸能人、スポーツマンなど)の存在も注目され始めています。(→『世界級ライフスタイルのつくり方 - 未来の歴史とノマドの時代』)
---
さて、そんなこれからの社会のあり方、新しい社会での生き方を模索し自ら実践されていらっしゃいる方の一人に僕もお世話になっているイケダハヤトさん(@IHayato)がいらっしゃいます。(僕がトライバルメディアハウスに拾っていただいたきっかけはハヤトさんのTwitterでした!)
ハヤトさんはこの4月からトライバルメディアハウスから独立され、ノマドとしての生き方を模索されており、先日出版された『フェイスブック 私たちの生き方とビジネスはこう変わる』では上のようなこれからの社会の動きについてより詳しく述べられているのですが、僕が学生時代にインターンさせていただくなど非常にお世話になったスローガン(就活生向けサービス、GOOD FINDを運営されいる会社さん)にて、今週火曜日にその本を題材に講演されるとのこと。
ソーシャルメディアの新潮流と新しい働き方とは?『フェイスブック~私たちの生き方とビジネスはこう変わる~』特別講演会
僕も仕事がなければ是非行きたいのですが、ハヤトさんからは今後の社会について考えるにあたって非常に有益なお話を聞くことができると思うので、学生さんには是非参加をお勧めします。
両者に接点を持たせていただいてはいたものの全く異なるコミュニティに属されていると思っていた僕としては非常に興味深いコラボレーションなので告知協力をさせていただきました:)
Kenichi Nishimura (@nike1125)をフォロー