25 May, 2011

テクノロジーが可能にする未来の広告





BuySellAds.com』にテクノロジーと広告に関する興味深いインフォグラフィックがあったのでご紹介。(といってもかなり溜めていたのですがw)

このインフォグラフィックでは今後、広告の可能性を拡大させる技術として、AR(Augmented Reality)、Facial Recognition(生体認識)、携帯電話の位置情報を挙げています。

それぞれについて解説すると、

1. AR
AR技術はwebにおいては、PCやカメラによってイメージや動画などの体験ができるようなものが増えてきており、一例として、GEの『Plug Into the Smart Grid』は紙をカメラに掲げると、スマートグリットが現れるような仕組みになっています。その他、店舗や携帯電話がARを利用する手段として研究されています。




2. Facial Recognition(生体認識)
この技術については、Intelなどが積極的に研究を進めており、カメラの前で動作すると自動で性別や身長を測定・判断し、彼らに最適な服を体にフィットするように表示するスクリーンなどが試されています。

イメージ的にはおそらく以下のような感じかと。(これはAR+Kinectですが。。)



3. 位置情報
携帯における検索で位置情報に紐づいたものは33%しかなく、2010年における位置情報サービスの利用者は延べ3300万人に上ることからこの分野には大いに可能性があり、クーポンやARとの連携、位置情報に応じた広告表示などが試されています。

Groupon Now!の動画などまさにそんな世界をイメージさせてくれます。




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去年のAd Techは位置情報の話ばかりだったらしいですが、今年はARやFacial Recognitionなんかもトピックとして入ってきたりするんでしょうかね。非常に楽しみ。

また、文頭で溜めていたと書きましたが、このインフォグラフィックを見てから、実はARやFacial Recognitionについて調べていました。(位置情報については以前に一度記事を書いていましたが。)

ということで、よろしければ以下の記事も参照いただけると幸いです:)
ARのイマとミライ
コンピューターが感情を理解する日
位置情報サービスがもたらす未来

【参考】
Exclusive Infographic: The Future of Advertising Technology

Kenichi Nishimura (@nike1125)をフォロー

※こちらの記事はTMHブログポータル(http://www.tribalmedia.co.jp/blog/)の方にも転載いただいております!
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