イノベーションに不可欠なアイデアを生み出す、ということ。
「ソーシャル・ネットワーク」に描かれていたように、革新的なアイデアというものは人を変え、社会を変えるような大きなインパクトを持ちえます。
そんなアイデアを生み出すには、という手法をいくつか学んだので共有したいと思います。
1. ブレーンストーミング
集団でどんどんアイデアを出していく手法で複数の人がいる際に非常に有効。数を重視する、決して否定しない、楽しめるルールをつくる、アイデアを組み合わせる、といったことが重要だとか。
「ITmedia Biz.ID:ブレインストーミングを活発にさせる4つのツール」では、web上で使えるツールも紹介されていました。
2. マンダラアート
デザイナー、今泉浩晃さんが創始した手法だとか。やり方としては、9つの正方形のセル(3x3のマス)を書き、その真ん中のセルにテーマを記入。その周辺の8マスを中央のテーマから連想されるもので埋めていき、それをどんどん続けていくというもの。強制的に8つを埋めなければならない、というのがマンダラアートという手法の肝とのこと。
iPhone, iPadアプリがある模様で2009年のベストアプリになっていました!(「Mandal-Art」)
3.オズボーンのチェックリスト 9カ条
ブレーンストーミングを創始者のアレックス・F・オズボーンがあみ出した発想法だとか。あらかじめ準備したチェックリストに答えることでアイデアを発想する方法です。 チェックリストというと抜け漏れを無くすためのネガティブなものとなりがちですが、この手法はより積極的に対象を見るためのものです。チェックリストとなる9か条は以下。
Other uses/別用途
他に用途はないか?
Adapt/適合
他にこのようなものがあるか? 過去に匹敵したものは何か?
Modify/変更
色、音、匂い、意味、動き、形など、新しいアングルはないか?
Magnify/拡大
大きさ、時間、頻度、高さ、長さ、強さを拡大できるか?
Minify/縮小
より小さくできるか?携帯化できるか?短くできるか?省略できるか?軽くできるか?
Substitute/代用
他の材料、 他の過程、他の場所、他のアプローチ、 他の声の調子、他の誰か、異なった成分など、他の何かに代用できないか?
Rearrange/再配列
要素、成分、部品、パターン、配列、レイアウト、位置、ペース、スケジュールを変えられないか?原因と結果を替えられないか?
Reverse/逆転
逆にできないか? 正反対にできないか? 後方に移せないか? 役割を逆にできないか?ターンできないか?反対側を向けられないか?マイナスをプラスにできないか?
Combine/結合
目的や考えを結合できないか?一単位を複数にできないか?組み合せられないか?
学んだことを生かし、いろいろアイデアを創造していけるようどんどんこれらフレームワークを使っていきたいところ。
このようなフレームワークは他にもいろいろあるようなので有用なものをご存知の方、是非教えていただければ幸いです!