23 April, 2011
次のウェブ・トレンドを作るのは新興国だと思う。急発展するインドネシア
位置情報やQ&Aなど様々なトレンドがwebで展開されていますが、どんなトレンド、サービスであれ、結局最後の生き残りを決するのは市場シェアであり、その点でマーケットがそれを決めることに間違いはありません。
そんな中、新興国が大きな注目を浴びています。
なぜなら、その未開拓で広大なマーケットにインターネットというものがいよいよ浸透し始めたからです。
今回はそんな新興国の中でも個人的に特に興味がある、インドネシアについて紹介してみます。
Facebookユーザー数がアメリカに次いで世界で2番目に多い国はカナダやイギリスではなく、インドネシアです。(しかもFacebookユーザー数だけでカナダの総人口よりも多い。)
さらに、インドネシアはTwitterの利用者もアメリカ、日本、ブラジルに次いで4番目に多い国でもあります。
しかし、インドネシアのインターネット浸透率は全体の12.3%に過ぎず、インターネットへ接続したことある人のうち、83%はインターネットカフェにて行っており、携帯からは22%、自宅からは16%にとどまっています。
これから携帯の浸透率が2011年以内に100%近くなると予測されており、それによってモバイル広告やE-コマースの分野はさらに盛り上がっていくのではないでしょうか。
先日サイバーエージェントが出資を決めたインドネシア最大のオンラインモール『Tokopedia』など日本企業の進出もこれからどんどん行われていくのではないでしょうか。(『サイバーエージェント・ベンチャーズがインドネシアのオンラインモールTokopediaの10%株式取得。評価額は700万米ドルか 』)
これからTechcrunchやStartup Datingに掲載されていたようなインドネシア発のスタートアップも盛り上がっていくはず。
『[jp]「Jakarta Ventures Night」にインドネシアのスタートアップたちが集結』
『日本とインドネシアのスタートアップが出会う、「ジャカルタ・ベンチャーズ・ナイト」が開催』
引き続きチェックしていきたいと思います!
<記事中の情報は以下より持ってきました。>