03 April, 2011

twitterはまだまだ流行っているとはいえない。

先に断っておくと、少なくとも世界全体ではという話です。

アメリカに行って驚いたことのひとつにTwitterが非常にマイナーな存在だったということがありました。日本のように、1000人以上のフォロワーがいるような人には一人も会うことなく、Facebook上では1000人以上の友人がいる人がほとんどだったのとは非常に対照的な光景でした。

そして、昨日の会の帰り、サンフランシスコでインターンをしていた@haruna26さんと話した際、「アメリカではTwitterははやってない。ソーシャルメディアマーケティング=Facebook marketing」という意見が完全に一致し、Twitterのユーザーデモグラフィックを改めて調べようと思ってたんですが、ちょうどよいタイミングでBusiness Insiderに「CHART OF THE DAY: How Many Users Does Twitter REALLY Have?」という記事が非常に興味深い記事が上がっていたので紹介。

「Twitterユーザーのうち、アクティブなユーザーはどれくらいなのか?」をTwitterのAPIに完全にアクセスできる人間の協力のもと調査した上記記事によると、Twitterが公表している登録者、1億7500万人のうち、

1人以上のユーザーをフォローしているのは、1億1900万人。
1人以上のフォロワーがいるのは、8500万人。

とのことでした。
すなわち、5600万人は一人もフォローしておらず、9000万人はフォロワーが一人もいない、という状態。

また、アクティブに使用するきっかけとなるのが、10人以上フォローすることだと仮定した場合、

8人以上をフォローしているのは、5600万人。
16人以上をフォローしているのは、3800万人。
64人以上をフォローしているのは、1200万人。
512人以上フォローしているのは、150万人。

だとか。下図はユーザー数とフォロー数の分布図。



もちろん、フォロー数がアクティブかどうかを示す有効な指標かはわからないところはあり、下図によるとログインユーザーの52%はツイートを行うというデータもあります。




一方、日本ではというと、「ASCII.jp:調査で分かった「Twitterユーザー平均フォロー数は?」」によると、平均接触時間がどのデバイスからも2時間を超え、一日のツイート数も10回を超えるとのことなのでかなりアクティブなユーザーが多い模様。(2009年12月の調査でおそらく現在はもう少し落ち着いていると思いますが。)

Facebookではアメリカが日本の相当先をいっているで参考になる部分もあるでしょうが、Twitterの利用に関しては日本が事例を作っていくべきといえるのかもしれません。

その他、最新の数字などご存知の方いらっしゃいましたら教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします!
\